SnowManの女の子 (ページ45)

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スキンシップページ45

ー深澤ー

次の仕事まで少し時間があるから、今は各々で好きなことをして過ごしてる。

筋トレしてたり、スマホ見てたり、勉強してたり、寝てたり…まぁいろいろ。

俺は翔太と弁当を食べてるんだけど、好き嫌いが多い翔太はさっきから俺の弁当に自分が食べられない物を置いていく。

そろそろ俺もお腹いっぱいなんだけど

深「翔太、そろそろ…」

渡「…ねぇ、あの2人くっつきすぎじゃない？」

深「は？」

いきなり何を言い出すのかと思えば

翔太の目線の先には、ラウールとサラが2人でソファに並んで座ってる。

まぁただ"並んで座ってる"なら翔太も思わないんだろうけど、何故かラウールが腕を回してサラの首横から腕を出してスマホを持ってるからかなり密着していている。

確かにあれは…

深「くっつきすぎだな」

渡「だよね？俺がおかしいのかと思った」

何の動画を見てるか分からないけど2人で笑ってるところを見てるとずいぶん楽しそうだ。

最近、ラウールがサラに心を開いてくれるようになってまたグループの空気感が変わった。
一時はどうなる事かと思ったけど、サラが1番嬉しかったと思う。最初の頃は悩んで俺によく相談してたし。

まぁ仲良くなれて良かったんだけど

深「やっぱり近い…な」

渡「いや近いよ」

深「元々ラウールってスキンシップ多いよね」

渡「確かに。外国人の血が入ってるからかな」

深「サラも海外生活長かったらそういうのは抵抗ないのかもね」

渡「確かに…」

なんか自分で言って妙に納得できた。
日本での生活よりも海外生活のほうが長かったサラにとってはよくあることだけど、自分からスキンシップするような子じゃないから今まで気づけなかったのかも。

今も笑いすぎてラウールにぎゅうぎゅうにされて嫌な顔一つしてないのを見てるとやっぱりそうなんだな

渡「…………」

深「どうした翔太」

渡「ラウールが羨ましい」

深「は？」

渡「いやそう意味ではなくて」

深「どういう意味だよ」

今のはサラの第2の母として聞き捨てならない
翔太に詰めよろうとしたら、ラウールとサラが座るソファに康二も座ったのを見逃さなかった。

サラを真ん中にしてスマホを見る3人の顔があまりにも近すぎて、急いで俺と翔太は2人をサラから引き離した。

娘はまだ嫁に行かせませんので

(お前ら近すぎ！)
(そうだ近い)
(ふっかさんどしたん？)
(…僕も怒られてる？)
(どうしたの2人とも)

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