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ー菊池ー
深「Aがあの曲作ってたことはギリギリまで俺らも知らなかったよ」
佐「ね！いつの間にって感じよ」
菊池「ROTが無かったら一生知らないままだったよな」
深「まぁAのことだから言わなそうだよね」
佐「言わないだろうね〜」
菊池「……」
なんでこんな呑気でいられるの？
こちらの様子を伺っていた阿部ちゃんが「風磨怒ってるの？」と俺に声をかけた。
それに反応してしょっぴーが眉間にしわ寄せて俺に詰め寄って「風磨不満なの？Aが作った曲」と一言
菊池「なわけ。むしろ超気に入ってる」
渡「じゃあいいじゃん」
菊池「ただ俺はあいつが忙しいこと知ってたし、その中で曲作りしてたって考えると…なんていうか」
渡「申し訳ないって？」
菊池「…まぁ」
渡「それはAが決めることじゃん。どーせセクゾが曲選びの前に『この曲はAが作りました』って聞かされたら気に入らなくても嫌々選ばなくちゃいけなくなるとか考えてたんだと思うよ」
深「あー(笑)それはあるね(笑)」
うちの子、そういうとこあるの知ってるでしょ？
ふっかさん達は納得してるけど、果たしてそれでいいのだろうか。
結果的に俺らはAが作ったあの曲を選んだけど、もし選ばなかったとして、それが今後誰も知らないまま過ごしてたらと思うと…あの番組でAに曲作って欲しいとか俺言ってたし。
もしかしたら傷つけてたかもしれないと思うと背筋が凍るのと同時に、少し腹が立ってしまった。
ラ「ただいまー！」
向「しょっぴーお水買ってきたよー」
舘「おかえり。遅かったね」
ラ「下の自販機まで行ってたの！そしたらAちゃんとバッタリ！」
「おはよう舘さん」
ここにいなかったラウールとAが部屋に入ってきた。入口から一番近いソファに座る舘さんの隣に座ると舘さんと話し始めてしまってこちらに気づいてない模様。こちらに背中向けて仲良く喋ってるからそちらへ足を向けた
菊池「A」
「？、…え」
ゆっくりこちらに振り向いたAは俺を見て目を大きくした。き、菊池さん…って言うけど相変わらず遠すぎるなこの距離
菊池「おはよう」
「おはようございます」
菊池「……」
「……」
菊池「ROT、観た」
「あ…はい」
菊池「……」
「……」
菊池「ありがとう」
「、え」
菊池「俺らにあんなカッコよすぎる曲作ってくれて」
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なぁちゃん(プロフ) - もう更新はされないんですか？好きなお話なので更新楽しみにしてます。 (2022年8月16日 13時) (
レス) id: eb07325492 (このIDを非表示/違反報告)
柿 - 女の子の日で看病してくれるのができませんか? (2022年3月28日 18時) (レス) id: f1818ac470 (このIDを非表示/違反報告)
めらめらいおん(プロフ) - こんばんは！パスワード保護中の作品を公開する予定はありますか？？🥺サラさんの作品すごく好きなので、ぜひ読みたいです！ (2021年9月21日 22時) (レス) id: 6f3854c411 (このIDを非表示/違反報告)
とむ(プロフ) - 大好きな作品です！このまま残してくれますか？完結は悲しいですがよく読み直すので残して欲しいです！ (2021年5月28日 7時) (レス) id: df8a8bc98b (このIDを非表示/違反報告)
ぶんじん(プロフ) - 大好きな作品だったので完結が悲しいです…。お疲れ様でした！ (2021年5月24日 17時) (レス) id: cc2eb0e914 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サラ
| 作成日時：2021年1月18日 7時
