SnowManの女の子16

・ ページ23

ー永瀬ー







一気にAちゃんと距離を詰める


俺の顔が目の前にきても動じないのはよくこういう事があるからなのか、それともびっくりして動けないだけなのか





「、永瀬さん？」




多分、前者やな








永瀬「Aちゃん」

「……はい」

永瀬「どうしてもAちゃんに伝えたいことあって」

「え、と」

永瀬「聞いて欲しい」



柄にもなく緊張して頭おかしくなりそう

Aちゃんから目を逸らさないでじっと見つめる



永瀬「Aちゃん」

「……」

永瀬「俺ね、」






ずっと好きだったんだ

Aちゃんのこと


























マネージャー「悪ぃ悪ぃ。待たせたな」

「……」

マネージャー「…木村？」

「え、あ…はい」

永瀬「もー遅かったですよ」

マネージャー「いやーすまんすまん(笑)」

「……」



スッキリした顔のマネージャーは戻ってきてここの異変に気づくことなく車を発車させる。


またさっきと同じで俺からはAちゃんの小さな後頭部しか見えなくなってしまった


だけど、




「……」





Aちゃんが髪を耳にかけた時、窓から街灯の明かりが入って左耳が真っ赤なのに気づいた。


これは
もしかして



意外に脈アリなのか？








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