懐かしい人�� ページ3
ー森田ー
2年ぶりのAは衝撃的すぎた。テレビやYouTubeで観るよりも、生のほうが何百倍も綺麗だった。
深『A、美勇人だよ』
『、うん』
森田『久しぶり』
『…お久しぶり、です』
2年ぶりの会話はたったのこれだけ、なんにも話せなかった、緊張して。
次のスケジュールがあって押せないからと「マジでメシ行こうな！」と言葉を俺に残して去っていったふっかさん。Aは俺に一礼して一緒に去っていった。
俺とAってあんな距離遠かったっけ
安井「どうしたの美勇人」
今このリハのスタジオには俺とやすだけ。まだ準備するには早いから、2人でケータリング食べてる。
こういう時にメンバーの変化を察知できるリーダー、さすがっす。
森田「…聞いてくれる？」
安井「うん」
森田「会ったんだよ」
安井「誰に？」
森田「Aに」
安井「えぇ？！A？！」
やっぱそうなるよね分かるよそのリアクション。興奮して前のめりのやすは「A元気だった？Aどうだった？Aなにしてたの？」って質問が止まらない。そういえばやすもAのこと気にかけてたもんな。
やすが落ち着いたところでここに来る前に起きたことを説明したら嬉しそうに聞いてくれて、「で？」と一言。
安井「Aと話したの？」
森田「話したよ」
安井「何話したの」
森田「久しぶり、って」
安井「……」
森田「……」
安井「あとは？」
森田「いやこれだけ」
安井「これだけ？！！」
それ会話って言わないだろって突っ込まれたけどそんなの俺だって分かってるよ。けど話せなかったんだよ、いろいろびっくりして
安井「どーせAが綺麗すぎて話せなかったとか言うんだろ」
森田「……悪ぃかよ」
安井「おいおい嘘だろ」
え、俺ってそんなに分かりやすいのかな。でもきっとやすもあのA見たら俺みたいになると思う。…いや、やすはならないな。
やっぱりもっと会話しとくべきだったと後悔が押し寄せてきて髪の毛を掻きむしると「荒れてるねぇ」と哀れな目で見られた。別に同情とかいらない。
安井「仲良かったもんな、お前ら」
頭の中をめぐってんのはJrの頃の思い出
Aと時間が合えば一緒に踊って練習してた。
あんなにふざけて笑ってたのに
2年の溝が思った以上に大きかった。
_
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 627人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
azn(プロフ) - 更新再開嬉しいです！頑張ってください！ (2021年9月23日 0時) (
レス) @page18 id: 6e1dd374e2 (このIDを非表示/違反報告)
めらめらいおん(プロフ) - 更新再開嬉しいです！！！ありがとうございます！ (2021年9月22日 18時) (レス) @page14 id: 6f3854c411 (このIDを非表示/違反報告)
azn(プロフ) - 更新を楽しみにしています！！とても面白いです！！！ (2021年9月7日 14時) (レス) id: 6e1dd374e2 (このIDを非表示/違反報告)
夏恋(プロフ) - 懐かしさ感じて泣きました楽しみにしてます^ ^ (2021年3月7日 1時) (レス) id: 3a15ac0da8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サラ
| 作成日時：2021年2月19日 6時
