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49話 青い目 橙色の目 ページ4

「……もう大丈夫だ…離せ」

黒猫はなにかを言おうとしたが口を開けて少し止まりうつむいて口を閉じ私を離した

黒猫「……一週間後に…来てくれ」
「……わかった」

早歩きで家に戻り、玄関に手を伸ばすも後ろに引かれ手は宙を空回った

「!!…」
木舌「あ…君たしか…佐疫と一緒にいた子だよね〜」
「……そうだが…なぜつかむ」
木舌「いや〜名前忘れちゃったからさ〜とりあえずつかんだ」
「……はぁ……一ノ瀬A!ちゃんと覚えてろ…あとつかむな」
木舌「ごめんごめん♪」

パッと手を離されスタッと地面に足をつき後ろを振り向く

「……あんたらか…佐疫が言ってた奴らは」
木舌「さすが佐疫♪話がはやいね〜こっちの青い目の方が斬島でそっちの橙色の目の方が田噛だよ」
斬島「……」
田噛「…」
「とりあえず入れ…客室は空けてあるから」
木舌「ごめんね〜しばらく厄介になるよ♪」
「……あ……これから遊びに行くけど……お前らもいくか……?」
木舌「遊び?どこに行くの?」
「……遊園地」
木舌「!…行きたい!!」
「……斬島と田噛は?」
斬島「…行く」
田噛「…俺も」
「そうか…なら客室に荷物置いて準備しておけ」
木舌「はーい」

客室の前まで案内して自分の部屋に戻り私服に着替えた…

「……短パンに薄手のシャツ…んでマフラー……通気性良くてよかった…」

さすがに夏に普通のマフラーは暑すぎるから無理…だけどこのマフラー……結構涼しいし

ワタル「おねぇちゃん!!早く行こうよー!」
「はいはい…みんな用意ができたらね」
ワタル「まだかな〜まだかな〜」
「……」
ワタル「?…おねぇちゃん?」
「え?あ……なに?」
ワタル「…どうしたの?なんか…元気ないみたいだけど」
「……そ、そう?いつも通りなんだけどな…」
ワタル「……ならいいけど…無理はしないでね?」
「あぁ…ありがとワタル」
幕下「お嬢ー!準備できました!行きやしょう!」
「あぁ…今行く!……さ、行こうワタル」
ワタル「うんっ!!」

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96(くろ)ちゃん - おー!お疲れ様です!!頑張ってください! (2016年2月12日 18時) (レス) id: db978529df (このIDを非表示/違反報告)
3k猫≠(プロフ) - オリフラ外して下さい (2015年7月29日 1時) (レス) id: 416a5b4987 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちとせあめ | 作成日時:2015年7月20日 18時

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