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48話 ページ3

黒猫「……そうか…わかったよ」
「…なぁ……一つ…聞いていいか?」
黒猫「…なんだ?」
「……お前は…私の両親のこと知ってるのか?」
黒猫「……あぁ」
「…今も生きてるのか?」
黒猫「生きてはいるが…母親の方は…植物人間状態……父親の方は警察に保護されてる」
「……なんで…」
黒猫「…見た方がはやいな…ついてこい」
「………」

黒猫は祠の戸を開けてなにやら中を漁り写真を取り出した

「……?…なんだよそれ…」
黒猫「……ほら…この2人がお前の両親だよ」
「!!!……これが…」

私と同じ黒髪の美しい女の人…それに…白い髪で…私と同じつり目の父さん…

「……この2人が……私の…」

写真に触れた瞬間…辺りの風景が変わり鳥居の近くに父さんと母さん…そして男の人が何人かいた…

母「……お願いです…どちらでもいいから…片方の子を…私たちに育てさせてください!!」
男「…だめだ…片方の子が拒み…チャンスを逃せば……もう片方の子に任せるしかなくなる」
母「…そん、な……」
男「さて…それじゃ」

スヤスヤと寝ている赤ん坊と……7歳ほどの黒髪の女の子が鳥居に寄りかかり眠っていた…きっと……あの子が私…だろう

父「……頼む!どちらかを返してくれ!!」
男「……しつこいぞ!!」
母「お願い!!返してぇ!!」

泣き叫ぶ両親を男がおさえ母にはなにか薬を打たれ父はどこかへ連れて行かれていた

「あぁ……待って……母さん…父さん………っ」

瞬きをすると黒猫に抱きしめられている状態だった…

49話 青い目 橙色の目→←注意 コメントについて



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96(くろ)ちゃん - おー!お疲れ様です!!頑張ってください! (2016年2月12日 18時) (レス) id: db978529df (このIDを非表示/違反報告)
3k猫≠(プロフ) - オリフラ外して下さい (2015年7月29日 1時) (レス) id: 416a5b4987 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちとせあめ | 作成日時:2015年7月20日 18時

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