イケメン乙女と獄卒たち2 【獄都事変】 (ページ18)

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63話ページ18

ローファーだと結構走りにくい…けどまぁ仕方ない…

「はぁっ……はぁっ……」

校門についたところで一旦膝に手をついて息を整える…

「あと5分……急げば間に合う…」
松井先生「あら？一ノ瀬さん珍しいわねこんな時間に来るなんて」
「ん…ちょっと寝坊しちゃったんス…それじゃ、急ぐんで」

タッタッと再び走り出す私に松井先生はクスッと笑って「似合ってるわよ♪」と言った…似合ってる…？なにが？…私いつも通りだよね…

「はぁっ…はぁっ…」
悠斗「危ない！！」
「え？わっ！」

ドンッと誰かにぶつかり尻餅をついてしまう

悠斗「あ…ご、ごめん！って…一ノ瀬さん？」
「悠斗か…すまないな…怪我ないか？」
悠斗「！…だ、大丈夫！///…あ、あの…その髪型…///」
「え？なにかおかしいか…？」
悠斗「い、いや！に、似合ってるよ！」
「……サンキュ、それじゃ行くから」

タッタッと走って教室の扉を勢いよく開けるまだチャイムは鳴ってない…

「ぎ、ギリギリセーフ…」
男子「！？…い、い、一ノ瀬！？///」
「？…な、なんだよ…」
女子1「Aちゃん！？か、か…」
「⁇…か？」