47：想う気持ち ページ47
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朝練が終わり、練習着から制服に着替えていた時
「 白布、Aが呼んでるぞ 」
先に着替え終えた瀬見さんがドアから顔を出して俺に手招きをする
Aが？
朝から俺の所に来るなんて珍しい…何かあったのか？
ネクタイを結ぶのはAの元に行ってからでいいや
荷物を持って部室の外へ行くと、しゃがみ込んで携帯の画面を見つめているAの姿があった
『 あ、おはよう賢二郎くん！！ 』
「 おはよ 」
俺を見るとすぐに抱きついて来たA
可愛いと思いながら頭を撫でる
「 なんかあった？ 」
『 ！あった〜〜〜〜〜〜 』
今にも泣きそうな目で俺を見る彼女に、隣に腰を下ろして聞くことにした
『 …賢二郎くんに振られる夢を見たの。しかも私と別れた後、太一と付き合うんだよ！？怖くない？！ 』
「 オイなんつー夢見てんだよ 」
ビシッと頭にチョップをする
どんな悪夢を見たのかと思えば…
『 いやぁ…結構リアルな夢だったから驚いたの！正夢なんじゃないかって怖くなってさ、早く賢二郎くんの顔見たかったんだよね 』
顔見れて安心した。と付け足す
『 …変なこと言ってゴメンね。教室行こっ！ 』
そう言って歩き出そうとするAを引き止め、肩を抱き寄せた
「 …ばーか。
俺、悪いけどお前のこと離す気ないから 」
きょとんとするAを見て、自分の言ったことに恥ずかしくなって目を逸らした
『 ！まっ、て…目からみそ汁でてきた… 』
「 目からみそ汁は出てこねーよ 」
溢れる涙を指で拭うと、ほんのり頬を赤く染めて
『 っへへ、私だって賢二郎くんのこと離す気ないよ 』
「 ん、 」
『 もし私の体が突然変異してヒゲが生えてきても離さないでね！！ 』
「 それは少し考えるかな 」
『 ガーーンッ！！ 』
想う気持ちは、この先も変わらないと思う
来年、再来年、その先の何十年後だって、
『 私ね、賢二郎くんがオネェになっても愛せる自信あるよ！！ 』
「 あっそ。ならねーけどな 」
『 もしもの話だってば！！もー本当好き！結婚しよ！ 』
「 まあ、してやってもいいよ 」
『 答えになって……っはいぃい！？ 』
隣に居てほしいって思うよ
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久威ナズナ(プロフ) - 続編ほしいです……(´；ω；｀) (2018年7月26日 13時) (
レス) id: 18e3165581 (このIDを非表示/違反報告)
( 。∀ ﾟ) - もう更新しないんですね(´；ω；｀) (2018年7月21日 14時) (レス) id: 7b556a120e (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - 続編お願いします…！！この小説の白布くんが1番すきなんです！！！川西もいいやつだし白州ちゃんも可愛い！ (2018年7月20日 22時) (レス) id: 31f987cb1f (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 続編希望したいです！！白布くんにキュンキュンしてました…(*/□＼*)これはヤバすぎです！白布くんかっこいい… (2018年2月12日 12時) (レス) id: cc87f2ac73 (このIDを非表示/違反報告)
そう - めっちゃ面白いです！！白州ちゃんは可愛いし白布の可愛いけど格好いいとことか好きです！それに続きも凄く気になるので続編希望です！！ (2017年10月7日 10時) (レス) id: 5874da49dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらたま 。 | 作成日時：2016年8月28日 16時
