恋するしらす【白布賢二郎】

40：再びファッションモンスター ページ40

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『 昨日プライベートのファションモンスターに遭遇した！ 』


「 え、なにそれ芸能人？ 」









友達とショッピングモールぶらぶらしていた時に遭遇してしまったのだ…！！

あれ？何か見たことあるような……ア゛！！
ってなったよ





なんで日だ！！って思わず叫びそうになったのは言うまでもない

見た記念に証拠写真も撮ったのでご覧あれ









「 …って瀬見さんじゃん 」




あからさまにがっかりしないで太一





『 この服見てよ！ 』




“ I love Tokyo ” と書かれたＴシャツを拡大して見せる









「 いやそこは“ Tokyo ” じゃなくて “ Miyagi ” だろ。地元愛せよ 」


『 そうきたか太一 』








前に太一に写真で見せてもらったことがあったけど実物を目にすることは初めてだった

衝撃的過ぎて二度見ならぬ三度見…いや六度見くらいした気がする









「 声かけた？ 」


『 真剣に洋服見てたからかけなかった…あ、その時の写真も撮った 』


「 もはや盗撮 」






これは撮らねば…！って謎の使命感がね









「 “ dead or alive ” かあ… 」





これ着て前に立たれたら困る

だって瀬見さんに生きるか死ぬか問われるんだよ？かなりシュールじゃん








「 賢二郎も着れば？セッターふたりともファッションモンスターって面白くね？ 」


「 ふざけんな。それなら全裸の方がマシ 」


「『 全裸！？ 』」


「 ハモんな冗談だっつの 」








………………









「 っくしゅ…！ 」


「 なに今の可愛いくしゃみ。英太くん風邪ひいた？ 」


「 いや、何か噂されてる気がする… 」









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