恋するしらす【白布賢二郎】

34：私を何だと思ってるんだ ページ34

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『 チア部に入ろうかな！ 』





お昼休み

自販機でジュースを買いに行った時、体育館で練習をするチア部を見たのだ



前からチア良いなと思ってたので、賢二郎くんと太一の前で言ってみたけれど…









「 はい、今喋ったから千円な 」


『 意味分からない！太一は私を何だと思ってるの？！ 』


「 なにって…賢二郎の彼女？ 」


『 …っ、ちょっと！もう一回言って！響きが良い！賢二郎くんの彼女って良い！！ 』







私の好きな言葉１位にしておくね！









「 お前の彼女やばいんだけど 」


「 それは付き合う前から分かりきってた 」






真顔で答えないで賢二郎くん
分かりきってて付き合ったのもやばいんじゃ…！？







「 …大変だな。ってことでAは俺と賢二郎にジュース買って来て 」




もちろんお前の自腹で、と付け足す太一
なんでやねん今月金欠やぞワシ









『 賢二郎くんはともかく何故太一に… 』


「 いいだろたまには 」


『 しゃーないな…何がいい？ 』







バッグから小銭入れを取り出し、行く準備

頼む、炭酸系を頼んでくれ太一。そしたらたくさん振ってあげるからさ！









「とりあえず自販機に売ってる飲み物全て 」


『 …え、太一？頭だいじょーぶ？？牛島さんのサーブでもくらった？？私と保健室行こーか？？ 』


「 コイツの顔面にボール思いっ切りぶつけてやりてぇ 」









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