恋するしらす【白布賢二郎】

23：お望み通り ページ23

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『 本気ですか…？ 』


「 うん 」


『 心の準備ができてない…あと3680時間下さい… 』


「 いつになるんだよ 」


『 だっ、だって、無理だよ…！ 』









だって初めてキスしたの知ってる？！

空き教室で告白された時が賢二郎くんとの初めてのキスなんだからね！？


それからしてないんだよ？！
つまり、２回目のキスってことになるんだよ！









『 どうする。じゃあ、やめる？ 』







く…っ！首コテンなんて可愛い技使って…自分の可愛さ分かってるじゃないの！！









『 …目、閉じて下さいな！！ 』







そう言うと素直に目を瞑った賢二郎くん

うっうっ…きれいなお顔してる…









じい〜〜ってずっと見てられるよ。え、ご飯何杯いけるかって？そりゃもう500杯は軽くいけますよ、ええ。

無音カメラで1枚、いやざっと100枚は撮らせて頂こう









カメラを賢二郎くんに向けて撮ろうとした時









「 遅い 」


『 あっ、ちょ…っ！！！ 』









写真一枚も撮ってないのにーー…！

賢二郎くんの顔がどアップになって、いつの間にかふたりの距離は０だった









『 …っえ、一回だけ…？ 』


「 なに、もっとしてほしかったわけ？ 」


『 〜〜…っ、！！ 』


「 っはは、顔真っ赤。
じゃあ…お望み通りたーくさんしてやるよ 」









この後めちゃくちゃキスされた

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