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『じゃあね。気をつけて。
寂しくなったら連絡するんだよー。』
た「はい！Aさん達も、
気をつけてください！」
『…………うん。
なんか寂しくなるなぁー……。』
ス「テメェの気持ちはブレブレだな。」
『くっそぉ……………………』
離れたくないと言うように、
スモーカーの胸に顔を埋めるA。
昔から2人とは一緒に過ごすことも多かったため、
当分会えないことを寂しく思うA。
スモーカーもたしぎもAの普段見ない姿に、
少し悲しそうな顔をした。
『んんーー。』
ス「…………行きづらくなるだろうが。」
『んんーー。
分かってるんだけどさー……。』
ス「どーせまたすぐ会うだろ。」
『うん。うん。そうなんだけどー……』
なかなかスモーカーを離さないAに、
スモーカー達も無理やり突き放すことが出来ず、
パンクハザードに未だ侵入出来ないG-5達。
そんなAを見て、
スモーカーは頬をガシッと掴み無理やり目線を合わせた。
ス「A。」
『……………………』
ス「俺らは
勝手に消えたりしねぇ。
必ずまたお前のところに戻ってくる。」
Aの目は大きく開かれる。
光のなかった瞳に、
一瞬光が宿った気がしたスモーカー。
『………そう、だよね。
引き止めてごめん。』
ス「それとも、
俺らについて来るか？
……………って言っても
お前はついてこねぇだろどうせ。」
た「Aさん…………。」
Aはまたスモーカーの胸に顔を埋め、
大きくため息を吐いたあと顔をバッと上げた。
『うん。行かない。
私には仕事がある。』
何かを決心したような赤く光る目。
その目はスモーカーを真っ直ぐ捉える。
彼女の気持ちはもうこれ以上ブレることはないと安心するスモーカー。
ス「………じゃあ、また後でな。」
『また後で、ね。』
そう言い歩き出すGー5達の背中を見つめるA。
と思いきや、
ス「…………ほんとになんだテメェは。」
『いや、ほんと、あと10分。』
ス「長ェんだよ！！」
海兵「スモやん羨ましいな、くそぉ！！」
海兵「で、でも甘えるAさん………」
「「「超絶かわいい〜〜〜〜♡」」」
ス「…………はぁ。」
た「ふふっ。」
その後、20分間
スモーカーに抱きつくAなのであった。
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作者名：ピエロ | 作成日時：2023年6月2日 11時
