私の『正義』。3 (ページ46)

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番外編7-10 ページ46

閉ざされたはずの研究所のシャッターが上へと上がっていく。

「な、なぜ扉が開いていく！！」

「おい、あそこ！！」

下から見上げたシーザーの手下に映る光景は、

前に立つ3人の姿。

「海軍G-5中将、スモーカー！

　王下七武海、トラファルガー・ロー！

　海賊、麦わらのルフィ！

　あいつら、マスターに捕まったはずじゃ……！！」

檻から無事に逃げだしたルフィ達は、
ローの能力で研究所に侵入していた。

そして、扉を開けると、
毒ガスから逃げていた海兵たちは中へと入ってくる。

海兵「Aさん！スモやん！大佐ちゃん！

　無事だったんですねー！！」

元気に手を振るG-5達。

そこで閉まった扉。であったが…………

ドゴォォォン！！！

「「「か、壁をぶった斬りやがったーー！！」」」

ル「おーーい！みんな来たなー！！」

麦わらの一味と茶ひげが
壁をぶった斬り中に入ってきたのである。

『あ、あ、あぁ！！！

　私の体ーーー！！！！』

ゾ「あ！探したぞテメェ！！」

『って！！なに人の刀でいらん物斬ってんのよ！！』

ゾ「あ、悪りぃ。借りた。」

自身の体を見つけたAは目を輝かせていたが、

勝手に刀を借りられたことに不満を持ち、
すぐ不機嫌な顔を見せる。

そんな2人のやりとり中に、
下ではG-5達が一味達に向かって銃を構えた。

海兵「観念しろ！麦わらの一味！」

ゾ「………話は後だ、女。

　この体と刀は借りるぜ。」

『まてまてまてまて。

　させるかぁぁぁぁ！！！！』

ス「ばっ………おい！！」

た「Aさん！！

　能力のないあなたがここから飛んでは……！！」

下で戦闘を始めようとするA(ゾロ)の行動を阻止しようと下に飛び降りるゾロ(A)。

一方のスモーカー達は、高さのある場所を
能力のないゾロの体で飛び降りるAに心配の声をあげた。

が、Aに怪我はない。