私の『正義』。3 (ページ41)

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番外編7-5 ページ41

た「そろそろ、別部隊が奪取した頃でしょうか。」

『私も自分の体奪取したい。』

ス「いつまでも不貞腐れてんな、A。」

船強奪のために外に出てきたG-5。

だが、全く機嫌が治る様子もないAに
スモーカーは呆れ始めていた。

『ゾロくん〜………。

　どこにいるんだゾロく……………あっ？』

腕を組みながら未だ負のオーラを放つゾロ(A)であったが、

目の前の光景に口をあんぐり開けて驚いた表情を見せた。

『馬と……人間。』

た「あれは一体………」

海兵「Aさん、大佐ちゃん。

　なんか……………」

「「「こっちにも向かってきてますーー！！」」」

上半身は人間。

だが、下半身は馬というなんとも気味の悪い見た目をした人物達が、別部隊の海兵達と混戦状態になっていた。

そして、ケンタウロスのような見た目の彼達は、
Aたちを見つけ、こっちに向かってくる。

ス「A！逃げてねぇで戦え！」

『いや、ほんっと無理！

　動物！あれはもう動物！』

Aに向かってくるケンタウロス。

それに対し、動物嫌いのAは
自然と逃げ回る羽目になるのであった。

一方。

た「きゃ、きゃぁぁぁ！！

　なんですかこれはー！！」

スモーカーの能力を使いこなせないたしぎは、
煙になって飛んでく自分の姿に混乱していた。

そんなスモーカー(たしぎ)の後ろに迫りよるケンタウロス。

馬人「今だ！！！」

ス「ちっ！間に合わな…………」

た「や…………！！！！

　 Aさん………！！」

『だらしないね。

　スモーカーくん。』

ス「たしぎだ！！」

スモーカー(たしぎ)に襲いかかってきたケンタウロスを最も簡単に倒したゾロ(A)。

だが、腰を抜かしたスモーカー(たしぎ)を見ると、
Aは肩を振るわせ始めた。

『ぷっ…………！！！
　か弱いスモーカーくん……！！

　滑稽ね！！ざまぁ！！！』

ス「テメェ………ぶっ殺す。」

『味方！！私味方だわ！！』

ス「今のテメェに説得力はねぇ。」

『なんでだよ！！！』

こんな混戦状態の中でも、
喧嘩が始まってしまう2人。

だが、1人の声により2人の手は止まり、
大きく目を開いた。

海兵「お、おい！！あれ見ろ！！」

なぜなら、

ル「ゾローーーーー！！！！！」

空から降ってくる麦わら達の姿があったからである。