私の『正義』。3 (ページ20)

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番外編6（革命軍）ページ20

〜番外編〜

「もしもAが革命軍だったら」

『ねぇ。』

サ「………………」

『あのさ。』

サ「………………」

ポカっ

サ「…………あいてっ。」

ここは、革命軍総本部「バルティゴ」。

そしてみんなが集まるフロアではある男が１人、
指名手配書を眺めていたのである。

『聞こえてんでしょが！！無視しやがって！！

　このブラコンが！！！』

サ「なんだよ！

今俺はルフィの手配書見るので忙しいんだよ！」

『ニコニコしてんな！

　怒るかどっちかにしなさいよ！』

そんなブラコンの彼は、あの麦わらの兄・サボ。

サボに用があると彼に話しかけるAだが、

懸賞金がどんどん上がる弟に
頬をだらしなく緩ませていたのだ。

コ「サボくん小一時間はずっとこれだよ、Aちゃん。」

『わかった。コアラちゃん。

　数枚瓦正拳見せてやって。』

コ「三千枚瓦正拳のことかな？」

とりゃぁぁぁと言いながら、
サボの腹に拳をきめるコアラ。

サボは白目を剥きながらピクピクとしている。

『あー。コアラちゃんって本当可愛い。』

コ「う、うん。嬉しいけど顔近いかな…」

ハ「なんて女………。」

起きろーとサボの頬をビヨンビヨン伸ばしながら声をかけるAの姿は、周りから見れば悪魔そのもの。

遠くから見ていたドラゴンでさえも、
はぁと大きくため息をついていたのである。