私の『正義』。 (ページ8)

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『とにかく！とっとと戻って仕事して！』

ク「Aちゃーん。それもいいけど…」

クザンは横目で固まったロビンを見つめる。
それに気づいたAは目を大きく開き、麦わら一味を睨みつけた

ク「せっかく海賊に会ったんだ。
　捕まえるのが俺らの仕事だろう？」

ル「ちくしょう…！あいつ…！」

再びロビンに手をかけようとしたクザンにルフィが飛びかかろうと走り出した時、

『…ねぇ。クザン。』

Aはジッポを取り出し火をつけ、ロビンに向かって投げ捨てた。
草を通して燃えた炎は、凍ったロビンを一瞬で包み込む

ナ「うそ…！！」

ル「ロビンーーーー！！テメェーー！！」

青筋を立てたルフィは思いっきり手を引きAを殴り飛ばす体制に入った

『シャボン。クラッシュ。』

Aの手から溢れ出てきたシャボン玉は燃えているロビンを包み込み瞬時に弾けた

シャボン玉のおかげで火は消え、
氷から溶け倒れていくロビンを巨大なシャボン玉が受け止める

ル「！？ロビン！」

ロビンを抱えたシャボン玉は、
フワフワとルフィの元まで運んで行き、割れたシャボン玉と同時にルフィはロビンを受け止める

ク「……」

クザンの方に向いたAの顔は、

あまりにも冷酷であった