私の『正義』。 (ページ49)

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番外編2-1（赤髪海賊団）ページ49

〜番外編シーズン2〜

「もしAが赤髪海賊団だったら。」

『もう……無理…』

シャ「まだだ。」

『シャンク……』

シャ「まだいけるだろ？」

怪しげに笑うシャンクス。

顔を真っ赤にし、涙目なA。

さて、今の状況はというと………………

『………お願い！！ギブ！！

　マジで死ぬ！！吐く！！

　血が…血が…そしてお酒が…………』

　

Aは逆立ちをしていた。

頭に血が上り顔は真っ赤。
今まで飲んだものが全て逆流しそうなのを我慢し、目には涙がたまっていた。

足を床に着こうとするも、
シャンクスに捕まれ防がれる。

さぁ、なぜこうなったのかというと………

シャ「元はと言えば、お前が早飲み勝負を挑んできたのが悪いんだろ？」

『ジジイの胃のキャパがそんなバカだとは思わなかったの！』

シャ「………もういっぺん言ってみろ。」

『浮いてる！！

　
　シャンクスもう浮いちゃってる！！』

ギャーギャー騒ぐ2人を見て、隊員達はケラケラと笑いながら、つまみになると酒をガブガブ飲んでいた。

シャ「喜べA。あと5分だ。

　歯を食いしばれよ、若者。」

『覚え……と…け…………』

そしてなんとか5分耐えたAは、
床に白目を剥いて死んだように倒れ込んでいた。

そんな姿にシャンクスをはじめ隊員達は大爆笑。

それすら、怒る気力が湧かなかった。

シャンクスはAを見下ろしながら、
満足げに笑う。

シャ「大人を舐めた罰だ、小娘。」

『もう成人超えてるし。』

シャ「年齢だけが立派な大人か〜？」

『今なら海軍の力になってやる。

　首を差し出せ、四皇ーー！！！！』

顔を真っ赤にさせながら、
シャンクスに向かって刀を振り回す。

シャンクスの煽りに腹を抱えて笑う隊員たち。

そんな中、ベックはやれやれと頭を抱えるのであった。