12話 ページ14
永｢始めるって…｣
『もちろん、呪いを解くことをだが？』
ケロッと言ってみせる。
龍｢2箇所以上の呪いをか？
これ以上は倒れるぞ、主。｣
こいつら…気づいてたのか。
けど、これ以上、加州をこんな顔のままにさせたくはない。
『僕なら大丈夫だ｡まだ行ける。』
主…と言いながら顔を歪める3人。
五虎退を忘れるなよ？←
限界を超える努力をしなきゃ、ここは救えない。
寝ている加州の左足に手を当てる。
意識を集中して、呪いの中に入り込む。
ビリッバチッ
手のひらに呪いによるやけどが出来る
そんなこと気にしてられない！
『ｯ！はｯやく！剥がれろｯ!』
手が焼けただれ、びちゃびちゃとしたの畳に血が落ちる。
ビリビリと呪いの剥がれる音がする。
『ｯｸ…早く…剥がれろ！！』
ﾊﾞﾁｨｯ!っと音がして、完璧に左足の呪いが剥がれたのがわかった。
ﾊｱｯﾊｱｯと肩で息をしていると
永｢主、手が…｣
自分の手を見てみる。
手は血で赤黒く染まり、所々、割れているような傷ができている。
痛い…
『…後、右足と目か…』
永詠桜は顔を真っ青にしてやめるよう言ってくる。
あしたになれば、その傷は治るんだから、今日はって…
でもダメだ…今日じゃなきゃ…
龍｢はぁ…主だったら今日は加州の呪いを解け。だが、離れには行かない。明日にしろ、いいな｣
有無を言わさない龍の提案。
頷き、加州の右足に手を当てる。
さっきと同じ容量で霊力を当てる。
また、手に痛みが入る。
肉が裂けて血が溢れ出てくる。
そして、右足もﾊﾞﾁｨｯ!っと音がして完璧に呪いが剥がれたのがわかった。
五｢あ、主様…手、手当しましょう？｣
不安そうな目で見つめてくる。今まで呪いを剥がしてきた右手はぐちゃぐちゃ、左手は傷一つないとまあ、平等性のない手。
目は左で剥がすつもりでいた。
5虎退の前に右手を差し出すとてきぱきと血を拭き、少し消毒をして、ガーゼをつけて包帯をまいた。
…すごいな、見た目と大違いだ←
まあ、こんな見た目でも僕よりはるかに歳上なんだよなぁ…
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まな(プロフ) - カコさん» ありがとうございます!!!女性の審神者様も多いですが、男性もいいんではないかと思い、作ってみました！これからも不定期更新になると思いますが、応援よろしくお願いします！ (2019年2月11日 9時) (
レス) id: 639374e49a (このIDを非表示/違反報告)
カコ - ブラック本丸ものって女夢主が多い感じがしていましたが、イケメンな審神者もいいですね！応援してます！ (2019年1月31日 14時) (レス) id: 7a3bf8ffac (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 空さん» ありがとうございます<(_ _)>〈 ｺﾞﾝ!〕 不定期更新になると思いますが頑張ります！ (2019年1月15日 10時) (レス) id: 639374e49a (このIDを非表示/違反報告)
空 - 続きがすっごい気になります!更新頑張って下さい！ (2019年1月13日 15時) (レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まな | 作成日時：2018年3月1日 21時
