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『…えっと、聞こえてましたか、、？』
「「……」」
『あー…人見知り、なのかな？』
「そうなんだ。だからキムさんは先に部屋に戻っててくれる？僕は後で行くから」
『うん！分かった！ご飯の時間までに戻ってこれる？』
「あぁ。それまでには行くよ。階段、気をつけてね」
『うん！ありがとう！またね！』
「うん、また」
.
.
BH「どういうことだよギョンス」
CY「Aは留学したんだよね？」
「…ごめん」
BH「全然わかんねぇ。何？記憶喪失にでもなったわけ？それともあれか？大掛かりのドッキリかなんかか？」
「違うよ」
BH「何が違うんだよ！どれがどう違うんだよ！病人ってなんだよ！
初めましてってなんだよ…」
CY「ベク落ち着つけ、」
BH「落ち着いてられるかよ！！
なんでお前は隠してたんだよ。なんで留学なんて嘘ついたんだよ。
あー…あれか？Aが俺に取られるって思ったかららか？だから隠しておこうって？
…ふざけんなよ」
CY「ベク、」
BH「なんとか言えよ！！」
「…ごめん」
BH「はぁ。訳わかんねぇ」
CY「ベク、少し頭冷やしてこよう。それからちゃんと話聞こう。な？」
BH「…あぁ。ごめん。そうするわ」
CY「おうおう！落ち着いたら来い！」
「ごめん。チャニョル」
CY「なんでお前が謝るんだよ〜！」
「ベクの気持ち知っときながら、」
CY「別にさ、駆け落ちしたとかそういうんじゃないだろ？笑
それに、ギョンスは俺らのことを思って隠したんだよな？バカな俺でもそれくらい分かるよ」
「傷つくのは自分だけでいいって思ってたんだ。
でも結局、ベクを傷つけた」
CY「ベクは混乱してるだけだよ。気にすんなって。それに今回は俺が悪い」
「え？」
CY「聞いてたんだ。おばさんからAのこと。
でもどうしても信じられなくて、確かめたくてここにきた。
どうせ知る事実なら、ベクとちゃんと受け止めたいって思ってさ」
「やっぱり、」
CY「詳しくは聞いてないからさ、聞かせてくれる？」
.
__あの日、
Aに
何が起きたのか
.
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作者名：もちどど | 作成日時：2019年7月6日 11時
