記憶喪失の君と幼馴染の僕 (ページ14)

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__BH side__

"じゃあまた明日！おやすみなさい！"

BH「お～また明日な～！おやすみ」

ポチッ

BH「…はぁ。だめかー」

あれからパンケーキ屋に行きたがるチャニョルをファミレスに連れ出し、お得意の探偵ごっこを始めた

そこで、俺ら二人が気になったことを直接本人に聞いてみようってことになったんだけど、

CY「うわ！俺1時間前からバイトだった！
ごめん！ベク！頼んだ！

…もしもし店長ーーー！！」

って感じで、肝心なAの答えは、どれも『分からない』で終わってしまった

それにしても、

BH「ギョンスすげぇな」

俺だったら初対面のフリなんて無理だし、ましてや世話なんて、

あー…幼馴染の絆ってやつ？

あの二人何するのにも一緒だったもんな

前にセフンが言ってたっけ

SE「あの二人、高校時代はお互いに恋人がいても関係なしにずっと一緒だったみたいでとぅよ」

ヌナが彼氏にフラれ続ける謎を解いてあげました

いぇへって笑うセフナをよそ目に、俺はジェラシーで溢れまくってた

確か、ちょうどAと仲良くなった頃だったかな

同じ講義受けて、休みが被れば遊んで、たまにサボってギョンスに怒られて、呑みまくって俺の家で仲良く雑魚寝して、入学から2ヶ月余りなのにこんなに楽しくていいのかってぐらい楽しかった

A覚えてる？

俺たち大学で知り合ったんじゃないって話

ほら。さらっと気持ち伝えたけど、軽くスルーした時あったじゃん

なぁ。

俺たち、

割といい感じだったと思わない？

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