オセフンとオデカケ ページ38
「で？どこに行くの？」
SE「内緒〜」
「内緒って、、場所によって服装変えなきゃじゃん！」
SE「え！俺のTシャツ着るって言ったじゃん！」
KS「あのさ、喋るか食べるかどっちかにしてくれない？セフナ先から口から出てる。それにA、なんでそんなとこで食べてんの」
着替えが済んでリビングに来たけど、やっぱり知らないふりして顔を合わせるなんて私には出来なくて…
その結果、私は今玄関の前にいる
ギョンスが作ってくれたパスタと共に、、
SE「なんでこっち来ないの？全くAのこと見えないんだけど」
「見えなくて結構」
SE「大声で会話するのそろそろ疲れた」
KS「ねえいい加減にして。Aもこっち来て食べて」
お皿抱えてパスタ食べるのも疲れてきたし、ドさんもお怒りだし、気まずいけどここは素直に行こう
「…よいしょ」
SE「お〜来た来た〜よしよし〜」
「ねぇ私ビビじゃない。よしよししないで」
SE「はいはい〜お手〜」
「ほい。……じゃなくて！！どこ行くのよ！」
危ない危ない！
思わず右手を出してしまうとこだった(というか出した)
KS「どこか行くの？」
SE「うん！だから今日は夜ご飯要らないですヒョン」
「え？本当にどこに行くの？遠い？」
SE「車で1時間くらい」
「セフンの運転？」
SE「イエス」
KS「…2人で？」
SE「もちろん！」
KS「…そう」
SE「あ、ギョンスヒョンも行きたいんでとぅかー？でもダメでとぅ〜今日はAとデートなんでとぅから！」
「はい！？」
KS「デートって恋人同士じゃないんだから、、それにしょっちゅう2人で出かけてるだろ」
SE「今日は違うんです！いや、別に付き合ってなくたってデートって言いますよ。ね？」
「え、私！？」
KS「そうなの？A」
ちょっとセフン！私に振らないでよ！
オッパすごい見つめてくるよ。どうなの？ねえ？どうなの？って目で訴えてきてるよ。只でさえさっきの事で意識しまくりなのに、私もう顔に穴があきそうだよ
「あ、えと、」
KS「…」
なんて言ったら…
SE「ギョンスヒョン！そういう事だから！
今日は諦めて
行こ、A」
ん？諦める？
どういう事？話が全く読めないんだけど、
グイッ
「ちょっと、そんな引っ張らなくても私逃げないってば！…じゃあオッパ！行ってきます！」
KS「A」
「うん？」
KS「こまめに連絡して」
「へ」
KS「気をつけて、行ってらっしゃい」
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作者名：もちどど | 作成日時：2019年6月3日 14時
