今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:2,575 hit
小｜中｜大
どこにいる2 ページ9
.
クソガキ…鬼城魅希を引き取った翌日
いつものようにサイドキックと市内の見回りをしていた
「ここらへんは住宅地ですから、割りと平和ですね」
「しょーもねーな」
と会話していたとき、丁度そこにあった保育園の道の所を見て、目を丸くした
「おねーちゃんあそぼー！」
「ごめんね、今から用事があるから。また今度遊ぼうね」
「えーっ」
魅希が、保育園の柵に手をのばし、楽しそうに園児と会話しているのを
見たことないあいつの笑顔と、未だ脳裏から離れない誰かの笑顔が重なった
「…爆心地？どうかしました？」
「…何でもねぇ」
俺はてっきりあいつは人と関わることが苦手だとか思ってた
あれを見たら、あいつがどんなもんか分からなくなった
おもしれぇ
もっと色んなもん見てみたい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミヤビソラ | 作成日時：2018年12月5日 17時
