Don't fourget 後悔する~私を忘れないで~2 (ページ36)

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83story 私の生きる理由ページ36

今、さっき、それとも1時間前、

それとも今日、

1時間後

かわいそうだけど死んでしまう人、

昔の私みたいに、いじめられてる人

今日を必死に生きてる人

大好きな人と離れ離れになった人

きっと、いる。

だから、今、私はSMを辞めてここまで来れた。

でも、さっき掛かってきた電話に、

涙するんだ。

────

ﾌﾟﾙﾙﾙ

『ヨボセヨ？』

？｢A？」

どう聞いてもハルオンニの声

『オンニ!?もしかして、ハルオンニ！？』

ﾊﾙ｢うん、そう、私ね死んでなかったの、
ただ、怖かった。だから！Aたちを
見捨てて釜山の方で静かに暮らしてたの」

『そ、っか』

ﾊﾙ｢今ね、事務書に行ってきてね？
Aがされたこと、私がされたこと
もちろん！ハナも、ヒョリンも、
全てを話してきた！
A、私がいなくても、笑えて
幸せに暮らしてる。そう思うけど、
やっぱり、昔はオッパ、オンニ、って
呼んでた人と仲良くしたいよね、」

『え？どういうこと？』

ﾊﾙ｢テヨンオンニも、ジョイも、先輩たち
全員、涙流してた。」

『それって、』

ﾊﾙ｢A、あんたはもう、EXOオッパも、
ソシオンニも、スジュオッパも
レドベルも、f(x)オンニの事を

心からちゃんとオッパって
オンニって呼べるよ？」

その言葉、

私はその言葉が欲しかったのかもしれない。

『オンニっ、それ、ｯ､ホンット？』

ﾊﾙ｢うん、ほんとだよ。」

────

ただ、その一言その一言で今まで見てた

ここから見てた景色さえも、グレーかかった色じゃなくて

ピンク系のネオン色に見える。

｢オンニ、ありがとう」