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LK side
彼女の両親にお願いをしたことは俺を"友達”という認識をしてほしいということ。
それを聞いた彼女の両親は「ミノさんがいいなら構わない」と渋々許してくれた。
急に知らない人から「俺はあなたの恋人です」なんて言われたら混乱するし俺なら信じることはできない。
そして恋人より友達の方が今の彼女と話せると思ったから。
数日経って、彼女のお母さんにAと話せる時間を少しだけくれないかと頼んだ。
そして彼女と面会できる日がやってきた。
車椅子から身を乗り出してバラを見ていた彼女の背中を見た瞬間、凄く抱きしめたくなった。
良かった、目が覚めて。
俺はずっと心配してたよ。
Aがいない人生なんて考えられない。
そんな言葉をぐっと飲み込んで、俺は彼女に平然とした素振りで話しかけた。
顔を見たら思い出してくれるかななんて少しだけ期待していたけれど、俺を見る彼女の目は明らかに初対面の人に向けた優しい笑みだった。
忘れていても構わない。
俺は彼女といれるだけで幸せだから。
散らばった記憶を集めて、これから少しずつ思い出せばいい。
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薄(プロフ) - リノ推しさん» そう言ってもらえて嬉しいです！これからもお楽しみいただければ幸いです！ (8月21日 7時) (
レス) id: 881b900482 (このIDを非表示/違反報告)
リノ推し - めっちゃ面白い最高です！ (8月21日 0時) (レス) @page6 id: e3a9f906ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薄 | 作成日時：2023年8月17日 23時
