検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:26,761 hit

4 ページ4

星宮家に入ると、Aとは別の所に案内された。


別れる時にAが不安な顔で「廉…」と言い泣きそうな顔で手を振られた。









「こちらでございます」





メイドがガチャンと扉を開けた。












そこに座っていたのは、







「やあ、君が永瀬廉くんかな。」







キリッとした顔立ちで、茶色の髪。











「いつもAがお世話になってるよ。私はAの父だ。」








この人がAのお父さん。








「なんで僕をここに…」








「まぁ立ち話もあれだ。座って。」








手招きされて僕はソファーに腰掛けた。





さっきまでにこやかにしていた彼の表情が変わった。




「単刀直入に言うよ、Aには近づかないでもらいたい。」




「それは僕が庶民やからですか」





そう言うと、彼は「ああ」とにやりと笑った。







なんだこの人。Aのお父さんならあまり悪くは思いたくないが、嫌悪感が残る。









「あの子は君と関わって、庶民に憧れを抱いてるみたいだ。庶民を羨むなんて私達のような者がしてはならない。君はあの子にとって悪影響だ。」










「悪影響?」







彼を睨んだ。何が悪影響だ。勝手に決めつけられて心底腹が立った。






「そんな目で見ないでほしいな。これは事実だよ。」







僕の顔を見てけらけらと笑っている彼にグッと拳を握った。






「まあ、その悪影響が無くなるのもそろそろかな」






「俺の存在を消すつもり?」






「いや?消すのは



















あの子の記憶さ」

5→←3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (48 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
192人がお気に入り
設定タグ:永瀬廉 , King&Prince , 平野紫耀
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2022年11月19日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。