危ない恋ほどやめられない (ページ13)

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12 『危険の始まり』ページ13

うちにつき、お茶を飲みながら

涼「で、話って？」

「この間の涼くんのキスが頭を離れなくて」

涼「だから、あれは遊びだって」

危険を察知した俺は遊びだと言う

「あのキスの続きをしたいって思っちゃってるの」

涼「A大丈夫？頭打った？」

普段のAからは想像もできないことを言い出して戸惑う俺

「もちろん、優斗が好きだし別れるつもりもないよ、でもこの感情をもってしまった以上断ち切らないといけない

　だから、涼くんに抱いてほしい」

涼「いや、おかしいよ。だめに決まってるじゃん。断ちきるならもう一緒に居られない、じゃないの？」

「だって一緒に居るのをやめたところでこの感情消えないよ？しかも、涼くんとは仲良く居たいし友達で居たいから1回、1回だけ、そしたら感情消えると思うの」

涼「Aめちゃくちゃじゃない？俺男なんだよ、1回ってそんな簡単なことじゃないんだよ」

そう言いつつも、誘惑が襲い理性を失いそうで

「おねがい、」

全く折れないA

いけないと思いつつも、もう理性保つの無理、と勢いに任せて

Aをベッドに引っ張っていく

ベッドに押し倒し
優斗との友情は終わりだなと覚悟し

涼「ほんとに？いいの？後悔しない？こんなことして俺と友達で居られるの？」

「居られる、涼くん好きだもん」

ほんと、Aはなんて残酷なんだ
俺前好きって言ったよね？
しかも優斗っていう彼氏が居るんだよ？
もうどうにでもなれ！と

涼「後悔しても知らないよ？」

「しない」

荒々しくキスをして理性を無くした俺は流されるようにAを抱いた

俺の下で気持ち良くするAを見ながら、こんなんでやめられるとか絶対嘘

疲れ果てて眠ってしまったA

寝顔を見ながらこんなかわいい顔で俺のとこに居るなんてほんと意味わかんない

俺もA好きだったもん、そりゃ嬉しいけど、、

でももう戻れない
優斗にばれたらどうしよう

そんな後悔を抱いていると

「涼くん」

涼「起きた？」

「涼くん凄かった、どうしよ、はまりそう」

涼「は？なに言ってるの？正気？」

「後悔してないよ」

涼「Aのこと天使だと思ってたけど悪魔だよ」

「優斗にばれなければ良いでしょ？」

めちゃくちゃだこの子は良いものを知ってしまったから、やめられないのか

涼「よく考えて、優斗彼氏でしょ？」

「うん、でも涼くんも良かったでしょ？」

涼「もうなに言ってもだめなんだね、どうなっても知らないよ」

と、2回戦が始まった