危ない恋ほどやめられない (ページ12)

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11『仲直り』ページ12

優斗の車に乗り俯いていると
運転している優斗が

優「あんなに怒ってごめん

　久しぶりに会えたのに涼の名前ばっかで嫉妬して歯止めがきかなくってあんなこと言った」

「私もごめん気づかなくて、、」

優「じゃあこれで仲直り？」

「うん」

優「うち帰ろ？ご飯まだ残ってる」

「冷めちゃったね、暖め直さないと」

優斗と仲直りをしてる最中も涼くんのキスが頭を離れなかった

優しく暖かいキスが脳内に纏まりついていた

家に着き、暖めたご飯を2人で食べる

食器を片付けて、くつろいでいると

ぎゅっ

優斗に抱き締められ

優「Aがでていったときこのまま居なくなったらどうしようかとおもった」

「居なくならないよ、優斗のこと好きだもん」

優「俺も好き、A大好き」

どちらからともなくキスをして確かめるように体を重ねた

数日経ち、優斗とはいつも通り、涼くんにもお礼をしっかりして日常に戻っていた

しかし、私の心にはいけない感情があった

涼くんと続きをしてみたいと

そんなことは絶対しちゃいけない
私には優斗が居て、涼くんは私のそして優斗の友達でもある

どうにかこの気持ちに蓋をしなければいけない

でも、どうすればいいかわからないわたしは涼くんに正直に言うことを決意した

いつも通り涼くんと授業を終えて、帰宅に向かう

「涼くんの家行って良い？」

涼「良いけど、なんで？」

「話があるの、大事な」

涼「うん、わかった」

涼side

Aが話があるからうちに来たいと言った

なんの話しか予想もせずにいいよと言ってしまい、危険な誘惑が迫っていることに俺は気付かなかった