罪悪感 ページ48
俺は我慢できなかったんだ
ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ
もうすぐ日が昇る
人が少ないうちに町に行かなくちゃ…！
『君！』
圭人「…は、はい？」
『こんか時間に1人かい？お父さんとお母さんは？』
やばい…警察の人だ
圭人「…ごめんなさい！」
ﾄﾞﾝｯ
『痛っ…ちょ、君待ちなさい！』
俺は頭突きをして全速力で走った
微かな記憶を頼りに学園から遠ざかっていく
.
ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｯ
圭人「ここが…セブン町、、？」
俺が目にしたのはまっ黒焦げになった故郷だった
〔圭人くん…？〕
その声は…！
圭人「おばさん！」
〔どうしてここに…！〕
圭人「学園…抜け出してきちゃった、、(笑)」
〔随分なことをするようになったじゃないの〕
圭人「家族が心配で…見かけませんでしたか？」
俺の声は震えていたと思う
〔それが見ていないのよ…圭人くんが学園に行って
しまってから、、引きこもりっぱなしで。〕
え…お父さんとお母さんが、、引きこもり？
圭人「そ、うだったんですか、、」
だとしたら、、あのまっ黒焦げの中に
嫌なことが頭をよぎった
圭人「おばさんは早く避難してくださいね！
それじゃ、失礼します！！」
〔ちょっと圭人くんどこへ行くの！ちょっと！〕
ごめんなさい、おばさん！
俺は家族を探しに行きます…！！
絶対に無事だから！！信じてるから！！
.
ﾋｭｰｰ...ﾄﾞｯｶｰｰｰﾝ
爆発を避けながら俺は家のあった場所に向かった
家は倒壊していた。
でも幸い、火はついていなかった。
圭人「お父さん！お母さん！」
瓦を退かして親を探す
��うぅ…��
…お父さん？
圭人「お父さん！お父さん！」
��あなた、、圭人の声が…するわね��
…お母さんだ！
圭人「お母さん！俺だよ！圭人だよ！」
必死に瓦を退かしていくと
１本の手が見えた
圭人「お父さん！お母さん！圭人だよ！」
��…圭人、、なのか？��
俺はその手を握りしめて、お父さんだと確信した
圭人「お父さんすぐに助けるから！待っててね」
��圭人…��
ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｯ
��本当に、、圭人なんだな。おかげで痛みがなくな
ってきたよ��
俺は力いっぱい腕を引っ張って
お父さんを引き上げた
圭人「お父さん！！」
〈圭人！！〉
俺たちは抱きしめ合った
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やぶひか中毒(プロフ) - 雛さん» 雛久しぶり！私もバタバタしててなかなか新作書けてない(汗)読んでくれてありがとう！私も読みに行くね！ (2020年2月17日 14時) (
レス) id: 35bce6ca96 (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - やぶひかちゃん！お久しぶりです。久々にうらつくに帰って来たでー！うちも最近新作出したからまた良かったら読んでみて！最後になったけど、めっちゃ良い作品やった。ありがとう！ (2020年1月17日 10時) (レス) id: 49eb3e1d4b (このIDを非表示/違反報告)
やぶひか中毒(プロフ) - わっふるさん» もしかして同世代だったり…！(笑)ありがとうございます！ (2019年9月4日 16時) (レス) id: 35bce6ca96 (このIDを非表示/違反報告)
わっふる(プロフ) - 学園アリス！！！懐かしいです！！私も大好きです！完結。。。最後感動したけど、とても面白い作品でした！！ (2019年9月3日 22時) (レス) id: 16c0bbbcec (このIDを非表示/違反報告)
やぶひか中毒(プロフ) - 0131&0326LOVEさん» ありがとう！！ (2019年9月1日 8時) (レス) id: 35bce6ca96 (このIDを非表示/違反報告)
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