平成戦隊JUMPジャー

諦めんな ページ46

光side


pururururu



出てくれ！！



「もしもし、光くん？？」



圭人だ！



光「あぁ。圭人無事か？？お前今どこにいる？

誰といる？」



「光くんｸﾞｽﾝ 俺は裕翔と一緒にいるよ。

殴られた時に頭切れちゃって、でも裕翔に止血して

もらったから平気だよ！

場所は…なんか冷凍倉庫？みたいなところ」




後で消毒してやんないとな！汗

冷凍倉庫か…急がないと危険だな




光「そうか、後で消毒するからな。

俺たちも同じ建物にはいるんだけど迷路に

なっててすぐに見つけられそうにない。わるい。」




「大丈夫だよ！助けに来てくれてありがとう！」




…こいつ、、本当にいいやつだな

絶対に助けだす！！！




光「ん。その部屋さ、トラップみたいのない？」




「トラップはないよ？」




バタ！！



［あ、ちょ、返してよ！！］



裕翔？



光「圭人！携帯隠せ！絶対バレるな！」(ﾎﾞｿｯ)




ｶﾞｻｯ




携帯がなくなったら希望が消える





腕時計 奪う 引き裂く ５分後






…重要なワードは聞き取れた



「やだ！！裕翔！！！どうしよう！！」

［圭人！落ち着いて！諦めるのはまだ早い！］




…守る、、助ける、、絶対に！！


自分の中に沈んでいた何かが揺れ動いた気がした




「…光くん、、もうダメかもしれない」



光「泣くな圭人、俺たちはまだ諦めてないぞ？」




２人に…いや、４人に約束する




光「絶対助けに行くから」




だから…




光「時間稼ぎしとけ！」




「「わかった！！でも…どうやって！」」





光「とりあえず大声で叫んでいろ！！

その声を頼りに部屋を絞る！

あとギリギリまで手と足を動かして鎖から抜く

努力をしていろ！！」




「「わかった！！！」」




光「俺らを信じろ！」




ﾌﾞﾁ




この言葉に返事はいらない




相手に「信じろ！」って言えるのは

自分が相手を信じてるってことだから





俺はあいつらを信じてるし


絶対にあいつらの期待を裏切らない




大ちゃんと目を合わせてヒントを元に走り出した

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