恐怖心 ページ40
侑李side
…んぅ、、
ここはどこだろう…
ぼんやりとした意識の中、ゆっくりと体を起こした
ｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗ
…鎖？あ、そうだ！
僕達は誰かに襲われて、、
…はっ、圭人！裕翔！涼介！
慌てて辺りを見渡すと
こちらに背中を向けて丸まっている１人の人影
ｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗ
這うようにその人影に向かった
侑李「…涼介！！」
恐る恐る顔を除けば
眉間に皺を寄せて倒れた涼介だった
侑李「涼介！ねぇ、涼介！！」
涼介「…ん、、ゆうり？」
うっすら目を開けて僕の顔を見るなり
名前を呼んで微笑んだ
侑李「涼介！大丈夫？？」
涼介「うん、侑李は大丈夫？？」
侑李「僕は眠らされただけだから平気だよ」
涼介「そっか！…ゆーてぃと圭人は別か」
侑李「そうみたい、、無事だといいんだけど…」
ｶﾞﾀﾝｶﾞﾀﾝ
涼介「侑李！伏せて気絶したフリして！」
侑李「え、うん！」
ﾊﾞﾀﾝ
《チッ…こっちの奴らもまだ起きてないのかよ。
後でくるか。まずはあいつらからだな》
＜見張りしてますか？＞
《いや、いい。一緒にこい。》
＜わかりーた＞
ﾊﾞﾀﾝ
侑李「…何が目的なんだろう、、」
涼介「わからない…。でも２人もどこか別の場所に
いるみたいだな。」
侑李「…よかった」
いや、よくはないのか？
でも一緒にいるならいいのか？
涼介「侑李、寒くない？」
侑李「うん！平気だよ」
涼介「そっか！とりあえず脱出方法を考えよう。」
侑李「宏太たちに助け呼べないかな？」
涼介「この腕時計で何が出来るかもしれないけど
いじり方わからないしな…変にいじって奴らに
勘づかれたら面倒だからそれは最後にしよう。」
侑李「そうだね！」
普段の涼介は何もかも普通なのに…
いざという時は冷静かつ的確な判断をする
涼介「てかこの鎖…長くない？」
言われてみれば行動範囲がやたら広い
侑李「どこと繋がってるんだろう？」
涼介「調べてみようか」
手首と足首に繋がれた鎖は
それぞれ違うところに繋がってるっぽくて
暗闇の中で探すのは一苦労しそうだ汗
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やぶひか中毒(プロフ) - ききさん» いえいえ！そう言っていただけてよかったです！！ (2018年2月5日 20時) (
レス) id: 35bce6ca96 (このIDを非表示/違反報告)
きき - リクエストに答えていただいてありがとうございました！めっちゃ読んでて楽しかったですヽ(*´∀｀) (2018年2月4日 22時) (レス) id: b5dd81d92a (このIDを非表示/違反報告)
やぶひか中毒(プロフ) - 50話でキリがいいのでとりあえず完結させました！ (2018年2月3日 20時) (レス) id: 35bce6ca96 (このIDを非表示/違反報告)
やぶひか中毒(プロフ) - 雛さん» おかえり！ありがとう！！ (2018年1月22日 17時) (レス) id: 35bce6ca96 (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - やぶひか中毒さん» 今、帰りましたー！明日から更新するね〜 (2018年1月22日 16時) (レス) id: 54f89d8c82 (このIDを非表示/違反報告)
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