平成戦隊JUMPジャー

不審な影 ページ37

涼介side


…ふぅ、、大丈夫大丈夫、、



圭人「山ちゃん？大丈夫？」


裕翔「顔色悪いけど具合悪い？」



うん…って返せば乗らずに済むけど



侑李「…涼介？」



そんな心配そうな顔で見ないで…！！



涼介「ううん！落ちる瞬間想像して楽しんでた

だけだよ笑笑」




圭人「なんだぁ！それ面白そう！！」


裕翔「俺もやろっと！」




はぁ…言えない。


本当は高所恐怖症で絶叫マシンなんて乗りたくない


なんて口が裂けても言えないよ





ｶﾞｻｶﾞｻ




…ん？



何今の音？





侑李「涼介？どうかした？次だよ？」



涼介「え、あ、ううん！なんでもないよ！」




圭人「あ、きた！乗ろ！」

裕翔「楽しみだー！！」



…はぁ、、頑張りますか！




実は侑李が寝ている間にこっそり調べてみたんだ



【絶叫マシン 怖くない人 特徴】

やたら叫ぶ人は実際そこまで怖くない

声が出ない人ほど恐怖に襲われている




らしいよ！


だから叫びまくれば怖がってるって思われないはず




ｶﾞﾁｬﾝ



《それでは行ってらっしゃーい！》



「「「「行ってきまーす！！！」」」」




ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ



圭人「あ、あと少しで落ちるよ！！」


裕翔「途中写真スポットあるってさ！」


侑李「じゃあニコニコしてないとね！」


涼介「そ、そうだな！」



そんな余裕あるかな…




ｶﾞﾀﾝ



「「「わぁぁぁぁーーーーーー！！！！」」」




笑顔笑顔笑顔 余裕余裕余裕




ﾊﾟｼｬ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

圭人「んー！よく叫んだ！」

侑李「楽しかった！」

裕翔「写真見に行こ！」

涼介「おぅ！」


…やっと終わった、、

表情大丈夫だったかな？？？



裕翔「あ、あったあった！」


圭人「みんなすごい笑顔だ！」


侑李「買いたい！」


涼介「買おっか！」



よかったー(゜レ゜)



涼介「あ、お金ないじゃん笑」


圭人「じゃあ薮くんたちのところ行こっか！」


侑李「そうだね！」


裕翔「おじさん！その写真手帳型サイズで４枚

保管しておいてもらってもいい？？？」



＜あぁ、いいよ！＞



圭人「よし行こっ！」




ﾀﾀﾀﾀﾀｯ




ん？



ﾄﾞﾝｯ




圭人「痛っ…」ﾊﾞﾀﾝ



裕翔「け、けいと…んっ、、」ﾊﾞﾀﾝ



侑李「あ、ちょ…んっ、、」ﾊﾞﾀﾝ



俺は一瞬何が起こったのかわからなかった



涼介「え、な、((ﾊﾞﾁｯ、、ん、、」ﾊﾞﾀﾝ




俺たちは何者かによって気絶させられた

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