おそろい ページ15
万次郎side
万｢んーー｣
『何してんの？万ちゃん!!』
万｢あっ、こなつまた勝手に入って｣
『だって、真兄が入っていいって』
万｢シンイチロー…｣
『で！何してんの？』
目の前にあるのはダルダルに伸びた服たち
元々緩い服が多かったが千夏が頭を突っ込んで来ること事がある為袖や首元が伸びきってしまっていた
昔の千夏なら余裕があったがもう小2
流石に余裕がなくなったらしく、服にも限界が来た
万｢よし、服買いに行こ｣
『千夏もー!!』
万｢そうと決まったら、彩夏ママに報告してこい!!｣
『うん！』
このままじゃあ、俺の着る服無くなるし
集会もサラシでしか出れなくなる
それはこれからの時期寒さで死ぬ
そんなことを思いながらバブを千夏の家の前に出す
『うん！行ってきます』
万｢ちゃんと掴まってろよ｣
『迷子になりそう』
万｢ほら｣
目的地に着けば休日のせいもあってか人で溢れかえっていた
これは迷子になるな…そう踏んで手を差し出せばやっぱり当然のごとく握り返してくる
『最初は？』
万｢その辺歩きながら考えよ｣
ある程度気に入った服を買って
そのまま渋谷をブラブラと歩く
『っ!!』
万｢どうした？なんかあったか？｣
『万ちゃんアレ!!』
目をキラキラさせながらショーウィンドウを指差す千夏
目線指の先にあったのは真っ赤なパーカ
『可愛い…万ちゃん!!』
万｢なーに？『おそろい!!』またぁ？｣
『ダメ？』
そんな顔すんなよ…
千夏の上目遣いのおねだりに負けそうになっていれば
アン｢こんなとこで何してんの？｣
万｢アングリー…にスマイリーか｣
スマ｢なんで俺はついでみたいになってんだよ!!｣
アン｢まぁまぁ、落ち着いて兄ちゃん｣
聞き覚えのある声が聞こえて振り向けば双悪こと河田兄弟がいた
お揃いの服を着た
スマ｢店の真ん前で何してたんだよ｣
『千夏このパーカーお揃いにしよって言ってるのに万ちゃんがしぶってるの』
アン｢この赤いパーカー？｣
万｢お揃いならもう何着か持ってんだよ｣
スマ｢なるほどな、でもお揃いなんて何着持っててもいいだろうよ？俺らなんてほとんどおそろいだぞ｣
万｢まじ？｣
隣の千夏を見れば目を輝かせている
三｢おっ、マイキー達何してんの？｣
龍｢店の真ん前に立って、邪魔になってぞ｣
『龍ちゃん！たかちゃん！』
｢｢おう！｣｣
三｢で、本当に何してんの？お前らそんなとこでたむろってたら誰も近寄れないだろ｣
｢｢｢あっ｣｣｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 436人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑠李(プロフ) - 連絡待ってマース( ᴖ ·̫ ᴖ ) (8月17日 18時) (
レス) @page34 id: c16010e046 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きが気になる (2022年9月11日 8時) (レス) @page33 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
みやこ(プロフ) - みあんさん» みあんさんありがとうございます!!更新頑張ります!!楽しんで読んでいただき本当に嬉しいです! (2021年11月2日 7時) (レス) id: 06f680b60e (このIDを非表示/違反報告)
みあん - この作品面白すぎます。夢主とマイキーの絡み可愛いかったり面白いので更新楽しみに待っています！！ (2021年10月25日 22時) (レス) @page22 id: 73c00f1eb7 (このIDを非表示/違反報告)
みやこ(プロフ) - 瑠李さん» 瑠季さん。ありがとうございます!!待っててくれると嬉しいです！！ (2021年10月15日 7時) (レス) id: 06f680b60e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みやこ | 作成日時：2021年9月14日 18時
