愛しているからこそ ページ24
マネージャーから
連絡が入った
裕太が病院で
暴れたらしい
それも、血を流して
みつたちと病院に向かった
そこには、肩を落とす裕太
意識は取り戻したみたいだけど
いまの裕太の状況を見る限り
心に深い傷を負ったことは間違いない
藤「タマっ.....大丈夫か？」
二「なにがあったの？」
俺はなんとなく
わかっていた
だから言った
渉「美沙絵さんが来たんだろ？」
玉「っ......」
裕太の肩が
微かに震えた
千「ほんとうなの！？」
北「タマ、話てくれよ」
ぽつりぽつりと、話し始めた
玉「美沙絵さんが来て、言ったんだ。
週刊誌に美沙絵さんと俺の写真を
撮らせて売ったのは、宮田じゃなくて
美沙絵さん本人で、俺と宮田の写真も
美沙絵さんが撮らせたやつだって....」
二「なんでそんなこと.....」
玉「あの人、俺のことが
好きだったんだって」
北「でもタマには宮田がいるから
別れさせれば、自分にも
チャンスがあるって思ったのか....」
藤「許せねぇ.....」
二「俺も」
千「みんな一緒だよ」
俺だって正直ムカついてる
でも、仕返しの仕様がないんだ
タマは泣き崩れた
玉「なんでっ....宮田のこと
信じられなかったんだろっ......」
渉「それは裕太が
宮田のことを愛してるからだよ」
玉「でも宮田はっ！！
俺のこと....最後まで信じてくれた....」
渉「それも宮田が
裕太のことを愛してるからだよ」
自分で、なんでこんなことを
言ったのかわからないけど
なんとなくそう思ったんだ
人は誰かを愛すると
その人を信じたり
ときに疑ったりする
それも全部、愛してるからなんだ
きっとね
玉「どうしたらいいかなっ.....」
渉「簡単だよ。
好きだよって言えばいいんだ。
ごめんねって言って、好きって
言えば、それでいいんだよ？」
その言葉が
裕太に届いたのかはわからないけど
頷きながら再び涙を話し始めた
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遥廻璃涼(プロフ) - しおさん» しおさん、コメントありがとうございます(〃ω〃)あら、泣いていただけたなんてっ、嬉しいです(T^T)頑張ります(*｀･ω･)ゞ (2015年10月14日 1時) (
レス) id: 817ce73a7f (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - メッチャくちゃ感動して1人で涙を流しました。こんな作品また書いてください。楽しみにしてます！！！ (2015年10月13日 4時) (レス) id: 73167cd09c (このIDを非表示/違反報告)
きの(プロフ) - なつさん» 終わっちゃいましたね・・・。お疲れ様ですっっ！！わったーの言葉、心にグッときました(*^^*)自慢大会も楽しみにしてますネ☆彡 (2015年6月1日 22時) (レス) id: d21b052c3e (このIDを非表示/違反報告)
きの(プロフ) - 遥廻璃涼さん» ぎゃあああああ！！！玉サンがッ・・・玉サンがぁぁぁ！ てか、このクソ女頭おかしんじゃないの？！ あっ、スイマセン。取り乱しました(笑) (2015年5月29日 14時) (レス) id: d21b052c3e (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - 遥廻璃涼さん» 泣いて下さい！本当に好きすぎて更新されるの本当に楽しみにしているんですよ！私はいつでも遥廻璃凉さんの作るお話は最高ですよ(@^▽^@) (2015年5月19日 18時) (レス) id: e6fc756cf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥廻璃涼
| 作者ホームページ：http://yaplog.jp/2342876rh/
作成日時：2015年5月1日 23時
