その後 ページ20
その後、何も無かったように文化祭を楽しんでいた。
この電話がかかってくるまでは。
「あ、Aー？あのさぁ…もうそろそろ時間なんだけどねー。」
あ、大佐役の子か。
ちゃんと一応本人確認しようぜ、私のさ。
「化粧道具持ってる？」
大佐役の子は、化粧をするらしいし、化粧道具持参のはずだけど…。
「どうしたの。」
「下地がない。」
「………あ、うん。まじか。」
まじか………。
「んでさ、貸して？」
「え、やだ。」
だって、下地とか肌に合うとか合わないとかあるっぽいし。それで肌荒れしたら嫌だし。
「先に着替えとけば？」
「あ、そうするー。ってか、知ってた？もう、始まる三十分前なんだけど。」
「ん！？なんだと…！？」
ほんとだ…。
お前のせいで…！
「涼！ごめん！ちょっと着替えてくる！」
「あ、お、おぅ。」
やばいやばい！あの服着替えるの無駄に時間かかる！結構ピシってしてるし。
走って衣装部屋に付けばみんながいた。
監督さん「遅い！」
「ごめん！」
白のシャツ、ピッタリとした黒っぽい色のズボン、黒っぽい色の上着。
どれもかっこいい。
けど！そんなこと思ってる場合じゃない！
髪の毛をくくってもらいながら化粧を始める。
っていっても、そんなにするわけじゃないんだけど…。
カラコンいれて、ナチュラルメイク。
かっこよく見えるといいけど…。
監督さん「よし！円陣！」
「はい！」
「あと、10分でお客さんの前に行きます。ここまでみんなよく頑張ってくれました。でも。今頑張らなかったら意味が無いんです。お客さんを楽しませるため。最後まで！頑張りましょう！」
「はい！」
「じゃあ、Aからなんか一言。」
えっ、むちゃぶり。
「みなさん、稽古お疲れ様です！あと、本番おめでとうございます！私たちはお客さんのために力を使い果たすのみです。頑張りましょう。」
隣にいる凜(こいつは私より遅く来た化粧しないから。)の目には涙が。
え、なんで泣くの！？
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ru-chan - とっても面白かったです！これからも更新待ってます！頑張ってください！！ (2016年8月8日 8時) (
レス) id: 1e581e8af0 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこばにら(プロフ) - この小説大好きです！頑張ってください！ (2016年3月1日 15時) (レス) id: 22e51ba083 (このIDを非表示/違反報告)
ライチ - おもしろくて最高です！更新頑張ってください！！ (2016年1月30日 11時) (レス) id: 6fa8665eec (このIDを非表示/違反報告)
璃斗(プロフ) - コーヒー牛乳さん» ありがとうございます！！まだまだ未熟で読みにくいところも多々あるのですけど、今後もよろしくお願いします！！応援ありがとうございます！更新頑張ります！ (2015年11月5日 22時) (レス) id: a96c3a1109 (このIDを非表示/違反報告)
コーヒー牛乳 - 最初から読ませて貰ってます♪メッチャ面白いです！！応援してます！更新頑張って下さい♪(*´∀｀) (2015年11月3日 20時) (レス) id: 3462adb148 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：璃斗 | 作成日時：2015年8月17日 14時
