検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:1,743 hit

ページ10

そのB学園を口に出すのは、やめて欲しいんだってば。

「Aちゃんって、いい名前だと思わねぇ? ジミナ」

テヒョンが話を振ったのは___

またしても、あのジミンという無口でテヒョンとは真逆な彼だ。

「俺は、どうでもいいけど」

と、テヒョンに向かって吐き捨てたジミン。

「………………」

ジミンは無言のまま、私を無視するようにバスに乗り込んだ。

「っ……!」

___なんという屈辱。

「ごめんよー、あいつちょっと人間不信っていうか。あー、ほんとごめん」

謝るテヒョンが、私の後ろをついて来るようにバスの乗った。

ジミンの人間不信は、どうでもいいけど。

……もっと離れて欲しい。

どう考えても危ないでしょ、あんたたち。

一見まともそうに見えた無口なジミンも、よく見たら耳に傷なんかあったりして。

……………。

いったいどういう環境なんだか。

B学園は、この地域では伝統のあるエスカレーター校っていうか。

他校の___特に男子とは無縁だし。

だから余計に、関わりたくないの。

「ねーねー、B学園ってどんな高校?」

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.8/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
9人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:サラン | 作成日時:2017年7月16日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。