チョコレートってほんとに究極のお菓子っていうかまじ最初に作った人ありがとうって感じ ページ30
「マナ」
「なぁにジロちゃん」
時は過ぎ去り、2月。
明日はバレンタインである。
「あんた告白しないの？」
唐突に言われて固まった。
その言葉に反応してわらわらと集まる女子達。
(じ、地獄耳過ぎる...！)
「そうだよマナ。しちゃえよー」
「マナちゃんならいけるってか、もうほぼくっ付いてるようなもんやしなー」
私だってそこまで鈍感ではない。
勝己君があそこまで優しくしてくれるのは、
きっと友達以上の感情を持ってくれているからで、
でもそれが、本当に恋愛としての好きかは分からないから。
「...怖いな」
私の弱音が漏れた。
「...女子達」
「おう」
「お泊り会、しよう」
なんだその団結力。
「「しましょう」」
.....え？
「...超デジャヴ」
二回目の百ちゃん家。
A組女子が勢揃いしていた。
「皆明日の準備してきたー？」
「してきたー」
「あﾞ！数学！！」
「明日は無いわよ」
「わくわくすんね！」
「お、お泊り会は、初めてですわ...！」
何故こんなことになったんだろうか。
「マナちゃん状況分かってないやろ」
はい。分かってないですお茶子ちゃん。
「マナ！」
「何でしょう三奈ちゃん...」
「チョコ作るよ」
え？
ちょこ？
.....
「...渡せと？！」
勝己君に？
チョコを？？
「その勢いで告れ」
透ちゃん何を言ってるの？
「それを言うならジロちゃんは？！」
「ウチ？何で」
「上鳴君いいの？！」
「あんた刺すよ」
ごめんなさい。
逃げたかったんです。
イヤホン向けないで。
「はぁ...流石にそろそろ告白しないと誰かに取られるよ」
ぅぐ、と声も出なくなる。
普通科の子達を思い出した。
皆可愛かった。
仲のいい女の子、の括りでも私が一番じゃなくなってしまうのは嫌だな。
(...いい機会かな)
「料理とか、下手くそなんだけど、」
手伝ってくれるって言うんなら、
「知ってる」
「私も下手くそー！」
「私もあまり料理はしないですわ」
「...皆手伝って下さい！！」
私も応えなきゃ。
「もー、そろそろくっ付いて欲しいし」
「ほっといたらずっとこのままかもだし」
「こいつらがカップルになったらどうなるんだろうね」
そんな声も聞こえずに、
とりあえず私は深呼吸した。
続いちゃった→←クリスマスに手繋いで歩いてるカップルの横で爆音で失恋ソング流してやりたくて右手が疼いてる
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ヤク - 好きだ､､､､ (2月28日 14時) (
レス) @page44 id: daa8a87cdb (このIDを非表示/違反報告)
Runa☻ - 飯テロのお話大好きだし、かっちゃんもいいし…！！主人公ちゃんの性格言動…！全てがドンピシャて好きぃぃぃ……！！！！ (12月3日 19時) (レス) @page46 id: e8de5457df (このIDを非表示/違反報告)
羽瑠 - クソ尊いですね......（口悪いのは許してください） (2022年8月4日 23時) (レス) id: 82a0f16a82 (このIDを非表示/違反報告)
轟好きすぎて無理 - ワイもマカロンのことマカロニって言ったことありますし、狭いとこ5分いたら寝る自信ありますよ！！！！ほんまに寝て先生に起こされたし、、、！(すごくないですか！！？)あ、可愛かったです！！！ (2021年8月18日 11時) (レス) id: a5ff14c25a (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - 猫田さんの書く爆豪くんが大好きです…！これからも作品楽しみにしてます (2021年8月14日 23時) (レス) id: bfe242509d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫田 美猫
| 作成日時：2017年8月10日 13時
