ふざけるな93 ページ44
次の日からツッキーも山口くんも恐ろしい程に過保護というか、四六時中私を気にかけるようになった。
例を挙げるなら、移動教室でも移動中は背後に常に居て、私が席を立つとどちらかも一緒に席を立つ
(そこまで私ふわふわしてるとは思わないんだけどな)
2人はさりげなくしているつもりなのか、私に声をかけたりはしないが、あまりにも着いてくるので、何時も一緒にいるあやかにも「アイツらどうしたんだよ…」と気味悪がられていた。
そんな感じなので、まさか部活中も…と心配したが、そこまででは無いらしく、部活中は普通に活動できた。
(でもまぁ何故か潔子先輩は私が1人で体育館の外に出ようとするとついてきてくれたけれど)
そんなこんなあったけれど、無事に何事も無く1日が終わり、良かったと料理を作りながら考えていると
「ねぇ今日のご飯なに」
「うきゃ!!」
いつの間にかお風呂から上がったツッキーが背後から抱きつくようにお腹に手を回し、肩に顎を乗せてきた
「なにその猿みたいな声」
「いや、驚いたんだけど」
ドギマギしながら答えるとツッキーは気にも止めないように
「で、今晩なに?」
「ひっ…!み、耳元で話さないでくれるかなぁ…!」
私が慌てて身をよじると
「耳弱いの?」
「ふぁっ!」
と更に近づけ腕の力を強める
「離してくれません…?」
「無理、これまで散々心配させた罰だと思ってれば?」
「うえぇ…そう言われると…なぁ…」
グウの音も出ず仕方なく調理を再開すると、ツッキーはじっとそのまま動かない
(心配かけすぎたのか…にしてもここまでツッキーが心開くとは思ってなかったなぁ…しかしやっぱり甘え方がプレイボーイ1家な甘え方だなぁ)
なんて事をぼーっと考えていると
「…っと…ちょっと!」
「うわぁはい!…わぁ!!」
ツッキーに耳元で叫ばれ我に返ると、お味噌汁に使う乾燥わかめを鍋いっぱいに入れていた
「もう何やってんのさ、ぼーっとし過ぎデショ」
「スミマセン」
素直に謝るとツッキーは体を離し呆れたように
「はぁ…後は味噌汁作るだけなら僕が作っとくから先にお風呂入れば?」
「いや、でも」
と提案を断ろうとすると不機嫌そうに
「何」
「アリガタクハイラセテイタダキマス」
と言われ抵抗するすべなく、パジャマを持ってお風呂場へ向かった
ラッキーアイテム
チョコの詰め合わせ
ラッキーカラー
あずきいろ
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楜郷 - ミッキーさん» いえいえ、お役に立てて何よりです笑笑頑張ってくださいd(^_^o) (2016年11月27日 19時) (レス) id: 408b57e05a (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー(プロフ) - 楜郷さん» わぁぁ!すいません!わざわざありがとうございます!以後気を付けていきたいと思います!これからもおかしなところがあればご指摘願いますm(__)m (2016年11月27日 15時) (レス) id: de459efb98 (このIDを非表示/違反報告)
楜郷 - 及川さんは国見のこと“くにみん”じゃなくて“国見ちゃん”ですよ笑笑更新頑張ってください( ´ ▽ ` )ノ (2016年11月27日 15時) (レス) id: 408b57e05a (このIDを非表示/違反報告)
ミッキー(プロフ) - ちまこさん» すいませんわかりません...間違っていたら申し訳ないのですが、人違いでは無いでしょうか? (2016年11月26日 18時) (レス) id: de459efb98 (このIDを非表示/違反報告)
ちまこ - ヤッホー僕だよ僕ボク覚えてる?((ワロチ (2016年11月26日 12時) (レス) id: f909ac84b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミッキー | 作成日時:2016年11月4日 20時