眷恋 (ページ3)

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いつもの日常 rkj/rdo/mng ページ3

『おはようございまぁす、AA出勤しまぁす！』

「「「おはよ〜！」」」

無線から聞こえるたくさんの声に笑みがこぼれる。ステートを確認すると10数名の警察官が出勤しており、GPSを確認したところ殆どの署員が警察署内にいるようだった。

成瀬「おはよ〜」

『成瀬くんおはよ〜、警察どんな感じ？』

成瀬「今んとこめっちゃチル」

『チルか〜、まぁたまにはそういう日があってもいいよねぇ』

丁度駐車場に来た成瀬くんに肩を組まれながら警察署内にはいる。そこには白市民に見せられないほどだらけた格好で談笑する警察官がいた。

猫「おはよ〜」

『マンゴーおはよ！』

猫「A今日オレとバディ組も」

『え！組みたい！』

青井「えぇ、A今日地上？」

拗ねたような声を出すらだお先輩に、何故か勝ち誇った顔をするマンゴー。未だわたしの肩を組んだままの成瀬くんは、大きな欠伸をひとつこぼした。

『マンゴーと組むなら地上かな？でも現場によるよねぇ』

猫「そうだね〜」

「わたしがヘリ出してもいいし、地上ならマンゴーに車出してもらうのでもいい」

成瀬「お前はいつ車の練習すんの？」

『…だって苦手なんだもん』

成瀬「練習しないと下手なまんまだぞ〜」

成瀬くんの意地悪な発言に頬を膨らませると、つんつんとマンゴーにつつかれる。その細い指を噛むフリを見せると、けらけらと楽しそうな笑い声を上げた。

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