七話 ページ8
貴方side
私はトマトが入った袋の上に誤って転倒
「すみません…大丈夫ですか?」
「あー…トマト…あっ、いや!大丈夫です。」
かわいいトマトは無惨なすがたに…
ごめんよ私が倒れてしまったあまりにかわいそうなトマトよ…
「僕も今からスーパー行くので、トマト弁償しますよ」
「いやっ、そんな!私がぼーっとしてただけで…」
「いや。気が済まないので買わせてください」
私がトマトから視線を移すと
そこにはすごく背の高いメガネをかけた男の子
大人っぽいし私より多分歳は上だろう
寒いせいか頬をピンク色に染めて
トマトの心配をしすぎて全く気づかなかったが
「カッコい…あっいや//」
「どうかしました?」
「いやっ!なんでも!」
「じゃあ、スーパー行きましょ」
「あっ、すみま…ありがとうございます」
胸が音を奏でる
なんだろう
今までにない感覚
ときんっ…ときんっ、と脈を打ち、体の芯が熱くなる
もう私の頭はハンバーグではなく、彼のことでいっぱいになっていた
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*vanilla*(プロフ) - ありがとうございます!!初コメめっちゃ嬉しいです!!頑張りますっ! (2016年3月19日 15時) (レス) id: cc97c974d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆとみぃ - ばにらさん〜!(∩´∀`)∩ファイトですよう!応援してます(^^♪ (2016年3月19日 14時) (レス) id: b2360c7b1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*vanilla* | 作成日時:2016年3月18日 21時