顔面偏差値 黄

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今日は男子女子ともにバレー







『 はっ！中間くん美脚！』





自分の足と比べ物にならないくらいの





綺麗さに地味にショックを受ける。







まぁ、中間くんだし、いっか。






『 あっ、桐山くんだ。』






桐山くんは中間くんと同じチーム






どこまでも仲がよろしくて私は嬉しいよ。






あっ、敵チーム濱田じゃん






中間くん大丈夫かしら









.........大丈夫じゃないね！







濱田のアタックを中間くんが顔面でブロック






かなり痛そう...





だけど！！！







運動が苦手なのに必死に頑張る姿......




素敵！！！！






これぞ、男ですよみなさん。





必死に自分が足を引っ張らないように





顔面まで使うなんて






さすがとしかいいようがないよ、







そのあとも中間くんの顔面ブロックや





かわいらしいサーブをにやけながら見ていた







結果は濱田チームにぼろ負けだったけど






私には輝いて見えたよ、中間くん！







淳『 それはよかった。』






『 ﾋｨｯ！！』





いきなり後ろから声が聞こえたと思ったら






今ずっと見ていた人だった。







淳『おもいきり声に出てたし



声でかすぎ、 てか試合見すぎ』






私が試合見てたのに気づいてくれたんだ！






『 うふふ、ふふっ』






淳『 めっちゃきもいで自分』






『 ふふっ』






今の私にはなにも効きませんよ。







淳『 てか、なにさぼってるん』






『 あなたを見るために！』





伝わったか？この私の愛情がっ！！






淳『女子の試合これからやん 』






『 私、見学なんでここにいます！』





そしてずっと中間くんのそばに...






淳『俺、君がバレーしてるとこみたいなぁ 』





...きゅんっ！







『先生っ！やっぱ治ったんで私でますっ！』








...見てろよっ！中間淳太！








淳『 単純すぎやろ 』

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