俺の部屋には妖怪が住んでいるようだ。弐 【BL】【オリジナル】

。。。伍拾参 ページ6

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マッサージ、と言われても何されるんだ？

よく分かんねえ


先生はやる気になったのかワイシャツの袖をまくる



「んじゃ、始めるからうつ伏せになってな

あと、制服は脱いで」



『は？』



「いや制服脱がないとやりづらいんだって」



『………』



「そんな目で見んじゃねーよ、変なことなんかしないって！

…あ、もしかして期待してる？」



手を口に当てにやにやする先生

…そんな顔してても美形なのがむかつく…



『してないっすよ！

脱げばいいんでしょ、脱げば！』



「おう」



ご機嫌そうに笑う先生

俺は制服を適当に放り投げベッドにうつ伏せになる


先ほどからずっと黙りっぱなしのシドを見てみると、見事に爆睡

とても気持ちよさそうに寝ていた

…こんな状態で寝れるなんてある意味すげーわ



「じゃ、始めるぞー」



カーテンを閉じ、先生は俺にまたがり、俺の腰に手を当てた

先生の手は少し冷たくて気持ち良かった

先生が指を滑らすと、くすぐったくてびくっと体が反応してしまった



『くす、ぐったぃ…！』



先生はその反応を面白がったのか、しばらくそれを続ける

そのとき急に腰を強く押され、そこに凄まじい痛みを感じた



『ぃ、っう！

は、めちゃくちゃ、痛、い…』



「あら、痛い？ じゃあ、ここは？」



『…ん、そこ、気持ちい……』



「…あ、そ」



すると、ぴたりと先生の動きが止まった



『…あれ…？ どうかしたんすか？』



「いや、なんでもねぇ」



先生は再びマッサージを始めた

今度は、少し強めにいろいろな箇所を押される

それは痛みではなく、次第と快感に変わっていく


俺はマッサージの気持ち良さに眠くなり目を閉じる


その瞬間、ぬるっと生暖かい感触を背中に感じた



『ひぁっ…！』



その感触に体がびくんとはねる

それは背中、首筋と移動していった


ぞわり、ぞわりと鳥肌がたつ

全身が快感に痺れていく



『せん、せ…何して…』



「お前が悪いんだからな」



『へ…？』



俺はなんとか首だけを動かして、先生を見上げる



「責任、取れよ…？」



先生は黒く、妖しげな大人の笑みを浮かべていた





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誠にありがとうございます(^^)(^^)

その記念として何かイラストを載せたいと思っているのですが誰が良いでしょうか…

コメントで言っていただけると嬉しいです！

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