俺の部屋には妖怪が住んでいるようだ。弐 【BL】【オリジナル】

。。。陸拾伍 ページ18

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長い閃光のあと、レントと麻呂は、木々が全て真っ黒く、不気味な空気がそこら中に漂っている樹海の中にいた


そこは過去の魔界だった


二人はその世界には存在してないようで、二人の姿は誰にも見えなかった



樹海を抜けるために二人は歩き始めた






樹海の先にある一つの光が見えた


そこに向かって足を進めた




二人はしばらく歩いたようで樹海を抜けた



見えていた光の正体は、火、だった



建物が、妖怪が、燃えていたのだ

いわゆる、火の海、というやつだ


魔界に光という概念はなかった



そう、今、魔界では戦争をしていたのだ



地面に真っ赤な血が飛び跳ね、その血が炎で蒸発し、生臭い匂いが漂う

そして、断末魔が絶えず響く



レントは目の前の光景を疑った


思わず、立ち尽くした




一方、麻呂は燃えている建物に向かった



ここの世界には存在していないので、熱さは感じかった



レントはそのあとを追い、重い足を進めた





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更新大変長らくお待たせいたしました

申し訳ありません

これからもよろしくお願いいたします

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