俺の部屋には妖怪が住んでいるようだ。弐 【BL】【オリジナル】

。。。陸拾 ページ13

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白い水蒸気がもくもくと室内を覆う

浴槽には俺と麻呂の二人が入っている


男二人が浴槽の中で向き合うのもどうかと俺は思うのだが、麻呂に背中を向けると、麻呂が嫌じゃ嫌じゃと騒ぐので渋々向き合う形になっている



「ん〜〜、いい湯じゃのう……のうA、酒はないのか？」



『酒なんか持ってるわけねーだろ 俺まだ未成年だぜ？』



「ふむ、そうか こんなに気持ち良い風呂で酒がないとなると詰まらぬな…

む、そうじゃ 唐突なのだが良からぬことを聞いてもいいか？」



『ん？』



「狐殿からAの生気はたいへん美味だと聞いたのだが、本当か？」



『え、いや…自分の生気の味とかしらねーし』



そう言うとふむ、と手を顎に当てて何やら考え事をしている様子の麻呂



「ならば、確かめてみても良いだろうか？」



『は？ ちょ、ちょっと、待てよ！』



「何、大丈夫 心配することはないぞ あくまでも、確かめるだけなのだから

嫌なら嫌と言ってくれよ…？」



すると麻呂はゆっくりと近づいてくる

俺はいつもなら反抗するのに、なぜか今日は反抗しなかった


麻呂は俺の指に自分の指を綺麗に絡める


そして「いくぞ」と言って俺の唇に優しく自分の唇を重ねた





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そういえば麻呂の人物設定遅れてました！
申し訳ありません( ; ; )


麻呂

＊酒呑童子、ぬら りひょんのハーフ

容姿
＊銀髪の長い髪を束ねている
＊切れ長、つり目
＊麻呂眉
＊何枚もの着物を着ている
＊身長、188cm
＊体重、70kg

性格
＊人見知り(初めての人にはとても態度が悪い
＊他人に流されない
＊特定の人にはドM

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