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今日が何回目の告白なのかも分からない


俺はモテる方ではあると思う


クラスのヒロインと言われてる子にも告白されたし、それは同学年だけでなく先輩、もちろん後輩にも告白されたことも少なくない


つまりモテ男なのだ、俺は


しかしまだ一度も俺はその告白に「 OK 」をしたことがない


俺のタイプの子がいなかった訳ではない



ただ、俺には違う好きなやつがいるのだ

長年、片想いのまんまの好きなやつ



「 ごめん、待った? 」


「 待った。 くっそ遅かった! 」



正門にいたのは幼なじみの蒼



「 悪い悪い。 」



へらっと笑うと、ふん、と言って歩き出してしまった


俺は急いで蒼の隣に行った



「 で? どーだったんだよ。 ま、どーせ断ったんだろ? 」


「 うん。 断ったよ。 」



すると急に脇腹を殴ってきた



「 いった…! 何すんだよ! 」


「 うるせぇ! 嫌味かよ!!! 」


「 はぁ!? 」



きっ、と涙目になって睨んでくる蒼



( あ、こいつ、今まで告白されたことなかったんだっけ。 )



「 なんでお前ばっかモテんだよ…くそっ…。 」


「 知らねえよ。 ま、所詮顔だよな、顔。 」



「 あと俺、優しいからなー。 」 とさらに付け足すと今度はケツを蹴られる



「 いってぇ…。 てめぇ! 」


「 うぜえんだよ!! 」


「 は!? 正論言っただけだし! 」


「 その正論がうぜえんだよ! …ったく。 」



はぁ、とため息をつく蒼


俺は蹴られて汚れた場所を軽く叩く



「 でもお前、なんでおーけーしないの? 」


「 それは____









( お前が好きだから )












_____タイプじゃないから。 」


「 ふーん。 」




その後「 贅沢野郎がっ! 」と言われてまた蹴られた




*→←*



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クラ - とっても、面白かったです (2017年9月28日 16時) (レス) id: 2a765dcfd1 (このIDを非表示/違反報告)
佳仁(プロフ) - 何回も読みたくなります!消してほしくないです (2017年8月22日 19時) (レス) id: 6bff3cee54 (このIDを非表示/違反報告)
さあさあ - 消しちゃうなんてもったいないです・・・残念です・・・ (2017年8月22日 1時) (レス) id: 1d354ecbc8 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 間に合ってよかったぁ、面白いです! (2017年8月21日 21時) (レス) id: ce8af5c15e (このIDを非表示/違反報告)
翔也(プロフ) - 三日間に間に合って良かった(´・∀・`) (2017年8月21日 15時) (レス) id: 8a71459d56 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さかな | 作者ホームページ:無気力組とシェアハウス、してみたくない?  
作成日時:2017年8月20日 14時

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