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281話 ページ1

風を操り、水を掻き上げながらアーシェングロット先輩の攻撃をかわしつつダメージを着々と与えていく。

ダメージが溜まってきたのか段々と攻撃の威力が弱まってきた。




アズール「なんで、なんで!!!

お前は僕の邪魔ばっかりするんだ!!!

お前がいなければ!!僕は!!僕は!!」


『いや、貸してもらってるとは言えあそこの寮は今は俺の家だから取られると困るんだよね。
それに、大切な友達(ダチ)が助けてって言ってるんだから助けるのは当然だろ?』

エース「A…お前ってヤツは!!(感激)」
デュース「俺達の為に…!!」
グリム「オレ様、これからちゃんと勉強するんだゾ!!」

『それに頭にイソギンチャクつけてる奴と一緒にいる俺の気にもなってくれ。
結構キツイんだぞ。リドル先輩達とあの三馬鹿どうにかならないかって相談し合ってんだから』

エース「お前ってヤツはぁぁぁ!!!(憤怒)」
デュース「俺の涙返せ!!」
グリム「慰謝料のツナ缶100個請求するんだゾ!!」

『何なら俺はお前等に迷惑料請求するぞ』


そう言えば、三人はスン…と何も言わなくなった。
そりゃ当然だろ。毎日イソギンチャク付きの友達と会ってみろヘタしたらノイローゼになるわ。
最初は笑ってたけど、毎日見てると、…うん…ムリ(遠い目)



『だから、アンタには負けて貰わないと困るんでねぇ!』




芭蕉扇を思いきり仰ぎ、風で巻き上げられた水の渦をアーシェングロット先輩に当てる。
すると、よろけ一瞬隙が出来た。

それに気づいたレオナ寮長を筆頭に皆が渾身の一撃をアーシェングロット先輩へと向けた。

 
 

アーズル「っぐ…、僕はただ、力を手に入れて…

アイツらを見返してやりたかっただけなのに……!!


僕は……僕はただ………っ!」




呟きながらアーシェングロット先輩は元の姿に戻り倒れると、それにつられて俺も意識を手放した。

282話→



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Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇‍♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (2023年4月27日 21時) (レス) @page19 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
母なる者 - この作品ってもう更新されないんですか? (2022年9月3日 21時) (レス) @page19 id: 35e572f336 (このIDを非表示/違反報告)
男梅 - 更新頑張ってください。応援してます。 (2022年8月21日 21時) (レス) @page19 id: 0f1b85dce0 (このIDを非表示/違反報告)
にわひよ - おぉぉぉ!!!更新されてるぅ!!!男主の領域展開…!!!カッコいいですね!更新、頑張ってください!!! (2022年8月8日 14時) (レス) @page17 id: b312fb6077 (このIDを非表示/違反報告)
アカデミア合格者 - とても面白いです。更新頑張ってください。 (2022年7月21日 17時) (レス) @page15 id: ead6c502ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シャチとクジラのハーフになりたい人 | 作成日時:2021年10月12日 15時

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