260話 ページ29
レオナ寮長にとって貴重品は大したものじゃないから盗まれても良い……
アーシェングロット先輩の契約書は無敵……
＿＿＿＿アズール「ああ、扉に傷が！！？
ダイヤルや蝶番は馬鹿になってないな！？……良かった」＿＿＿
＿＿＿アズール「壊れてからじゃ遅いんだよ！！」＿＿＿＿
＿＿＿＿ツノ太郎「目に見えるものとその実態は、時として真逆なこともある」＿＿＿＿
『あぁーーーーーっ！！！』
いきなり大声を出したことによりその場に3人の肩がビクッと跳ねた。
『困るんだよ……』
ラギー「はぁ……？」
『無敵じゃないから、盗まれたら困るから…金庫に入れてるんだ』
ラギー先輩とグリムは俺が言った言葉の意味をイマイチ理解できていないが、レオナ寮長はわかったようで口を大きく開け笑う。
レオナ「………ハッ！ハハハ！そうか、なるほどなァ！A、面白いこと考えるじゃねぇか」
『あ”〜…、違和感の正体が分かってすっきりしたぁ…』
グリム「ええ？面白いって、どこがなんだゾ？」
レオナ「つまり……」
俺の発言により興が乗ったのか説明をグリム達にするレオナ寮長。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
グリム「なるほど〜！なんだゾ！！
無敵の契約書の弱点がわかった今、さっそく、オクタヴィネルに殴り込みに……」
ラギー「問題がもう１つあるッス。
Aくんの予想が当たってたとしたらリーチ兄弟が必ず妨害してくるはず。
正直、金庫よりすげー攻略が難しいと思うんスけど」
『そうなんだよなぁ…』
そう、問題はアノ双子。
術式を使えば一発なんだが、生憎使用禁止。というか、非術師に向ける行為がまず駄目。
世界が違うとしてもこれは守らなければならない。
となると……
チラッとレオナ寮長とラギー先輩に視線を向けると
その意図に気づいたのかグルル…とレオナ寮長が低く唸る
レオナ「オイ。お前が今何考えてるかだいたいの予想がつくが、俺は、絶対に手を貸さねぇぞ」
『そこを何とか！』
レオナ「断る。厄介ごとに巻き込まれるのはごめんだからな。
タコ野郎絡みなら、なおさらだ」
ラギー「無理無理。諦める事ッスね」
グリム「ふん。つめて〜野郎なんだゾ」
それなら仕方ない…
『覚悟決めろよ、グリム』
グリム「な、何のだゾ……？」
『喉が壊れる覚悟♡』
さぁ、どっちが先にくたばるかな？
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？？ - 更新、は？ (2021年10月6日 21時) (
レス) id: b8f4a11d55 (このIDを非表示/違反報告)
… - 更新、しないのですか？とても面白かったです。更新してくれると嬉しいです (2021年9月30日 19時) (レス) id: 26ea8a81db (このIDを非表示/違反報告)
自分。 - 全部見てきました！更新頑張ってください！ (2021年9月18日 0時) (レス) id: e2df173763 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - 更新してくれてありがとうございます(？)！！これからも更新頑張ってください！ (2021年9月9日 7時) (レス) id: 0dd5a87745 (このIDを非表示/違反報告)
カルボナーラ(プロフ) - オンブルさん» コメントありがとうございます！！訂正させていただきました。 (2021年9月6日 19時) (レス) id: 9fc179e20a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カルボナーラ | 作成日時：2021年3月24日 0時
