255話 ページ23
デュース「ふぅ、ヒヤッとしたな」
エース「もー、ジャックがデカいから」
ジャック「なっ……お前らよりも鍛えてるだけだろうが！
それに、狼はもともと体がデカいもんなんだ」
『そう言う問題じゃないだろ……』
あの場にアイツ等がいた。
そしてあの反応を見る限り俺達があの場所に行くことを知っていたようだ。
なるほど、俺達の行動も予想済みってか
デュース「あの契約書、破れないどころか触れもしないとは……」
ジャック「今日のところはここまでか」
グリム「貴重な１日を棒に振っちまったんだゾ」
エース「本当に破る方法なんかあんのかよ〜」
エース達の言葉を聞いて何かヒントがないか先ほどの記憶を思い出す。
それにしても、アーシェングロット先輩の慌てよう凄かった…な…
あれ？何で、あんなに慌ててたんだ？
“無敵”の契約書なのに…何故？
『何だこの違和感……』
謎の違和感に頭を悩ましているとバチィッ！とオクタヴィネル寮に続く鏡から呪霊の気配を感じ取った。
『ッ！！お前等は先に帰ってろ。俺はまたオクタヴィネル寮に行ってくる』
エース「また行くの？！やめとけって今行ったらあの双子に締められるぜ！？」
デュース「今日のカチコミはやめた方がいい！」
ジャック「コイツ等の言う通りだ。今日はやめとけ」
『いや、カチコミじゃ……ッ？！』
祓いに行こうと鏡に手を伸ばすと途端に呪霊の気配が消えた。
俺が来ると分かって気配を気配を消したのか？
となると、特級……。しかも、特級の中でも自我がある呪霊。両面宿儺や交流会で俺達を襲ったあの木の呪霊がいい例だ。
俺が急に鏡の前で止まったのを不思議に思ったジャックが声を掛けた。
ジャック「おいA、大丈夫か？」
『え、あぁ…大丈夫だ』
エース「とりあえず、今日はこれで解散な」
デュース「じゃあな、3人共」
そう言ってエーデュースはハーツラビュル寮へ続く鏡へと入っていった。
ジャックと俺もサバナクロー寮に戻ろうとしたが、無性にオンボロ寮に行きたくなり、グリムをジャックに預け一人でオンボロ寮へと足を進めた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
無理矢理オンボロ寮に行かせた感が半端ない
スミマセン。
補足：勝手に「特級の中でも自我のある呪霊」と言いましたが全ての特級に自我の有無があるか分からないのでこの場ではある呪霊とない呪霊で分けさせていただきます。
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？？ - 更新、は？ (2021年10月6日 21時) (
レス) id: b8f4a11d55 (このIDを非表示/違反報告)
… - 更新、しないのですか？とても面白かったです。更新してくれると嬉しいです (2021年9月30日 19時) (レス) id: 26ea8a81db (このIDを非表示/違反報告)
自分。 - 全部見てきました！更新頑張ってください！ (2021年9月18日 0時) (レス) id: e2df173763 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - 更新してくれてありがとうございます(？)！！これからも更新頑張ってください！ (2021年9月9日 7時) (レス) id: 0dd5a87745 (このIDを非表示/違反報告)
カルボナーラ(プロフ) - オンブルさん» コメントありがとうございます！！訂正させていただきました。 (2021年9月6日 19時) (レス) id: 9fc179e20a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カルボナーラ | 作成日時：2021年3月24日 0時
