254話 ページ22
フロイド「あ、ごめーん」
呑気に謝る垂れ目リーチを他所に焦った様子で金庫に近づくアーシェングロット先輩。
アズール「ああ、扉に傷が！！？ダイヤルや蝶番は馬鹿になってないな！？
……良かった」
金庫に大した傷がついてなかったのかホッと胸をなでおろしている先輩。
何でそんなに焦る必要があるんだ？
中に契約書があるから？
いや、でもアレは“無敵”って本人が言ってたはずだ。
なら何で……
アズール「ユニーク魔法を考えなしに使うのはやめろといつも言ってるだろう！
何度言えばわかるんだ！？」
フロイド「ゴメンって。ちっせー傷がついたくらいでそんな怒んなくてもいいじゃん」
アズール「壊れてからじゃ遅いんだよ！！」
2人が言い合ってるのを良いことに気づかれないように扉に向かう。
ジェイド「2人とも、落ち着きなさい。さもないと……彼らが逃げちゃいますよ」
「「えっ？」」
ようやく気付いたが時すでに遅し。
俺達は扉に辿りつき、開け外へと出る。
グリム「今がチャンス！アバヨッ、なんだゾ！！」
『んじゃ、失礼しましたー』
ちょっとだけ煽りを含んだ声でVIPルームを出て行く。
アズール「あっ、待ちなさい！ジェイド、フロイド、追え！」
フロイド「なんか、怒られてテンション下がったー」
アズール「そんなことを言ってる場合か！お前はなんでそんなに気分屋なんだ！！」
フロイド「アズールこそ、なんでそんなにカリカリできんの？
いーじゃん、金庫が壊れたって。契約書は無敵なんでしょー」
アズール「お前は僕にずっと契約書の束を背負って歩けとでもいうのか！？
はっ………ああ、いけない、いけない。またフロイドのペースに巻き込まれていました。
まったく……ジェイド、これからも彼らの監視と…フロイドのお守りを怠らないように」
ジェイド「かしこまりました」
フロイド「あー、つまんね。午後サボってどっかで昼寝しよ」
ジェ「はぁ、やれやれ……」
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？？ - 更新、は？ (2021年10月6日 21時) (
レス) id: b8f4a11d55 (このIDを非表示/違反報告)
… - 更新、しないのですか？とても面白かったです。更新してくれると嬉しいです (2021年9月30日 19時) (レス) id: 26ea8a81db (このIDを非表示/違反報告)
自分。 - 全部見てきました！更新頑張ってください！ (2021年9月18日 0時) (レス) id: e2df173763 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - 更新してくれてありがとうございます(？)！！これからも更新頑張ってください！ (2021年9月9日 7時) (レス) id: 0dd5a87745 (このIDを非表示/違反報告)
カルボナーラ(プロフ) - オンブルさん» コメントありがとうございます！！訂正させていただきました。 (2021年9月6日 19時) (レス) id: 9fc179e20a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カルボナーラ | 作成日時：2021年3月24日 0時
