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147話 ページ14

サバナクロー寮生とのマジフトが開始された。
俺は離れた所から試合を見ていたが……
 
 
完全に遊ばれてんな。

 

 
 
 
 
グリム「ひぃ、はぁ……」

エース「はあ、はあ……うっそだろ……1点も入れらんねー」

デュース「なんて隙のないフォーメーションだ…」

ケイト「はぁ……レオナくん……昔から天才司令塔って言われてただけあるね。
ちょっとこのメンツじゃ太刀打ちできねーわ……っ」

 
 
 


ケイト先輩達も体力が限界だ。
このままじゃまずい。怪我人が出かねない。

 
 
 
 
 
 
レオナ「おら、どうしたァ?もう終わりか?」

ラギー「シシシッ!さっきの威勢の良さはどうしたんスか?」


レオナ「ほら、立てよ、草食動物ども。もうワンゲームといこうぜ」


 
 
 
 
体力が限界なのを分かっててまだやるつもりかよ!
レオナ寮長はケイト先輩達めがけてディスクを飛ばす。

俺は咄嗟に陰翳式術でケイト先輩達を影で覆った。


 
 
 
 
 
サバナ寮生A「な、なんだ…あの黒いの」

サバナ寮生B「アイツ…魔法使えないんじゃなかったのかよ!」


ラギー「え…嘘でしょ」
 
 
 


マジフトをしていた寮生とブッチ先輩は驚いた顔をしていたが
1人だけは違う反応をしていた。

 
 
 
 
 
 
 
レオナ「やっと本性出したな」

『アンタわざとケイト先輩達にディスクを放ったのか』

レオナ「あぁ。だから何だ」


 
 
 
 
 
包み隠そうともせずに答えるレオナ寮長。
その言葉に俺は何かが切れる音がした。


あぁ…確か、コイツは俺が何者かって気になってたんだっけか?
なら、俺が何者か_______

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
分からせてやるよ


 
 
 
 
 





レオナ「!!」


 

『勝手にリタイアするなよ?』




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ジャック「何してんスか、あんたら」

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作者名:オルガ | 作成日時:2021年1月16日 2時

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