検索窓
今日:4 hit、昨日:26 hit、合計:274,060 hit

224話 ページ39

アズール「マジフト大会の時に拝見させていただきましたが、
アレはかなり応用が利きそうなものでした。

影を媒体として何か物を作りだせるその能力…。実に素晴らしい。
どうです?相応しい対価だと思うのですが…」

『いいぜ…。と、言いたいとこだが
悪いな。これは渡せない』



 
 
アーシェングロット先輩の目が見開いた。
そりゃそうだよな。契約しようと言い出した本人が担保を渡せないと言っているのだから。



 
 
アズール「それは何故ですか?」

『術式は生まれながらにして体に刻まれている。
お前等の魔法と違って作りだしてるんじゃないんだ』


 
 

説明すれば渋々だが引き下がってくれた。
小声で「能力自体を手に入れられなくても貴方を此方に丸め込めばいいですし」と言っていたのは
スルーしておこう。

俺、優しいんでね!!!!←


 
 

 

アズール「能力が手に入らないのは実に残念です。
では、Aさんが管理しているオンボロ寮の使用権、とか」

ジャック「テメェっ…!!」

『ジャック、落ち着け』



 
隣にいたジャックが立ち上がりアーシェングロット先輩に掴みかかろうとするのを止める。
落ち着いてはくれたがアーシェングロット先輩に向ける視線がより一層キツくなった。


 
 
 
グリム「その話、乗ったー!!!!」




 
バタン!といきなり扉が開いたと思ったら泡だらけのグリムが
泣きながらこちらに飛んできた。


 
 
 
『おまっ…!泡だらけで来んなよ!!」

グリム「も、もうこんな生活嫌なんだゾ!オレ様の毛は食洗機じゃねぇってんだ!」

『話きけよ』


ジェイド「グリムさん。従業員が仕事をサボって、立ち聞きとは感心しませんね。
フロイド、つまみ出しておしまいなさい」

フロイド「はぁ〜い」



 
 
垂れ目リーチ先輩が俺にくっついているグリムに手を伸ばすがグリムは俺を盾にし垂れ目リーチ先輩から逃げている。

作者から→←223話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (234 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
616人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

否羅(プロフ) - ニッチさん» コメントありがとうございます!直させていただきます!! (2021年2月19日 13時) (レス) id: c95b44b0e3 (このIDを非表示/違反報告)
ニッチ(プロフ) - めちゃめちゃ面白くてずっと読ませて頂いてます!(о´∀`о)あの、指摘すいません!215でジェイドの名前がジェックになってました! (2021年2月19日 1時) (レス) id: ba83da60d5 (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - 宇琉夜ハルさん» コメントありがとうございます!!直させてもらいました!! (2021年2月18日 21時) (レス) id: c95b44b0e3 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 毎回楽しく見させてもらってます! 初めてのコメントが指摘ですみませんあの名前が217話で変換されて無いですよ!更新頑張ってください!! (2021年2月18日 19時) (レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
否羅(プロフ) - チョエさん» コメントありがとうございます!面白いと言ってくださり嬉しいです!!!(嬉泣)これからもこの作品をお願いします!! (2021年2月6日 2時) (レス) id: c95b44b0e3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:オルガ | 作成日時:2021年1月24日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。